コロナ禍で急増した「推し活」消費、20代女性の平均月額は1万5000円
コロナ禍で急増した「推し活」消費、20代女性の平均月額は1万5000円

コロナ禍を経て、ファンが特定のアイドルやキャラクターを応援する「推し活」への支出が急増している。株式会社NTTドコモのモバイル社会研究所が発表した調査によると、20代女性の平均月額支出は1万5000円に達した。

推し活の消費実態

調査は2024年11月に全国の15~79歳の男女を対象にインターネットで実施され、有効回答数は1万2380人。推し活に月額1万円以上使う人の割合は、20代女性で全体の約3割を占めた。支出の内訳は、グッズ購入が最も多く、次いでライブやイベント参加費、配信サービスへの課金などが続く。

また、推し活全体の年間経済効果は約4.5兆円と試算されており、関連市場は拡大を続けている。コロナ禍で外出自粛が続いた時期に、オンラインでの推し活が定着したことが背景にあるという。

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世代別の支出傾向

年代別では、20代女性の支出が突出して高い一方、30代以降は徐々に減少する傾向が見られた。男性では20代でも平均月額は8000円程度にとどまり、女性の方が積極的に推し活にお金を使う実態が浮き彫りになった。

推し活の対象はアイドルやアニメ・ゲームのキャラクターが中心だが、近年はYouTuberやVTuberなど、インターネット上のクリエイターを推す人も増えている。調査では、推し活を「生活の充実につながる」と答えた人は全体の約7割に上った。

今後の市場見通し

専門家は、推し活市場は今後も堅調に拡大すると予測する。特に、現地参加型のイベントが復活したことで、遠征費や宿泊費を含む支出がさらに増える可能性がある。一方で、家計への負担を懸念する声もあり、無理のない範囲での推し活が呼びかけられている。

経済効果の試算は、推し活関連の消費が個人消費全体に占める割合はまだ小さいものの、若年層を中心にその影響力は無視できないとしている。

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