2026年上半期「売れた」「売れなくなった」商品ランキング、健康志向と背徳感が共存
2026年上半期売れた売れなくなった商品ランキング

市場アナリストの木地利光氏が発表した2026年上半期の「売れた」「売れなくなった」商品ランキングから、食品・飲料に絞った結果が明らかになった。麦芽飲料やプロテイン粉末に加え、6位のトマトジュース、7位のもずく・めかぶなど健康によいとされる商品が上位に並んだ。9位の豆乳も無調整タイプがけん引しており、物価高の中でも健康のためにはお金をかけている消費者の姿が見てとれる。

健康志向が牽引する上位商品

ランキング上位には、健康意識の高まりを反映した商品が並んだ。特にトマトジュースはリコピン含有が注目され、もずく・めかぶは食物繊維やミネラルが豊富な点が支持された。豆乳も無調整タイプが好調で、植物性タンパク質への関心の高さがうかがえる。

背徳感を訴求する炭酸飲料の需要

一方で、健康関連以外で上位にランクインしたのが、ノンアルコールを除く炭酸飲料だ。背徳感を訴求する有糖タイプの新商品が人気となり、健康志向一辺倒ではない消費者心理を捉えた。甘い飲料で気分転換したいという需要が存在し、これが売れ行きに反映されたとみられる。

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物価高と消費者の二極化

物価高が続く中、消費者は節約志向を強める一方、健康や気分転換といった価値には積極的に支出する傾向が顕著だ。この二極化が、健康食品と背徳感のある炭酸飲料という一見相反する商品の同時ヒットを生んだと考えられる。

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