東洋経済は2024年の成長が期待される注目企業100社を発表した。ランキングは過去3年間の売上高成長率や利益率、時価総額の増加率などを総合的に評価して決定。1位には半導体製造装置大手の東京エレクトロンが選ばれた。
AI・半導体関連企業が上位を独占
上位10社のうち7社が半導体やAI関連企業で、東京エレクトロンに続き、半導体受託製造のラピダス、AIスタートアップのPreferred Networksなどがランクイン。特に半導体業界は世界的な需要拡大と日本政府の支援策を背景に成長が加速している。
脱炭素・エネルギー分野も台頭
脱炭素関連では、水素製造装置のプラグイン、蓄電池のエリーパワーなどがランクイン。再生可能エネルギーや水素エネルギーへの投資が活発化する中、関連企業の成長が期待される。
東洋経済の編集長は「今回のランキングは、日本の産業構造の変化を反映している。半導体やAI、脱炭素といった成長分野に注力する企業が目立つ」とコメント。
スタートアップから大手まで多様な顔ぶれ
ランキングにはスタートアップだけでなく、大手企業の新規事業部門も含まれる。例えば、NTTの子会社で量子コンピュータ開発を手がけるNTT量子コンピュータ研究所や、トヨタ自動車の子会社で燃料電池を開発するトヨタ燃料電池研究所などが選ばれた。
また、地域別では東京に本社を置く企業が半数以上を占めるが、大阪や名古屋、福岡など地方の企業も健闘。特に福岡県の企業は、半導体関連やIT企業が多くランクインした。
東洋経済は今後も、成長企業の動向を追跡し、定期的にランキングを更新する予定。



