ベントレーCEO「エンジン車を作っていきたい」超高級車マーケットの現実解
ベントレーCEO「エンジン車を作っていきたい」超高級車の現実

ビジネス #自動車最前線 「エンジン車を作っていきたい」ベントレーCEOの発言に裏打ちされる超高級車マーケットの現実解 6分で読める 公開日時:2026/06/18 13:30

2024年からベントレーのCEOを務めるドクター・ヴァリザーに話を聞いた(写真:Bentley Motors) 小川 フミオ モータージャーナリスト フォロー

いま、自動車のプレミアムブランドは岐路に立っているのだろうか。 オール電動化の計画は延期し、一方でスーパースポーツに力を入れる。製品戦略を見直した、イギリスのベントレー モーターズのCEOに2026年5月、現地でインタビューした。 ポルシェ出身のドクター・フランク=シュテフェン・ヴァリザーは、24年からベントレーのCEOに就任。 工学博士号の経歴が関係しているのか、はっきりわからないが、ヴァリザーCEOと話していておもしろいのは、意外なほどストレートに考えを述べるところだ。

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ベントレーは2024年に発表した「Beyond100」戦略を修正し、電動化の完全移行を2030年代に延期。その代わり、スーパースポーツモデル「バトゥール」や「ミュルザンヌ」の後継に注力する。ヴァリザーCEOは「エンジン車の需要は依然として強い。特に超高級市場では、伝統的なエンジン音や走行感覚を重視する顧客が多い」と語る。

同社は2025年の世界販売台数が過去最高を記録。中国市場での伸びが鈍化する一方、中東や米国での需要が好調だ。ヴァリザーCEOは「電動化は避けられないが、タイミングは市場の成熟度を見極める必要がある」と述べ、ブランドのDNAを守る姿勢を強調した。

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