米国産生食用ジャガイモの輸入解禁をめぐり、農林水産省が生産者への説明会を始めた。2日には主産地の帯広市と北見市で開催。帯広では、農家やJA関係者ら約300人が出席した。「病害虫が広がり、農家のこれまでの努力を無にしかねない」と、解禁阻止を訴える声が目立ったという。
非公開で開催、参加者は硬い表情
会は非公開で、約1時間半開かれた。終了後、参加者は一様に硬い表情だった。
52ヘクタールの畑でジャガイモや大豆などを育てている帯広市の牧野尚宏さんは「いったん病害虫が入ってくると十数年は作れなくなる。先祖が守ってきた農地のためにも、断固反対」と語気を強めた。
反対の声、今後も説明会続く
帯広での説明会では、病害虫の侵入リスクを指摘する声が多く上がった。農家の長年の努力を損なう可能性があるとして、輸入解禁に反対する意見が相次いだ。
農水省は今後も各地で説明会を開催する予定だ。生産者側の理解が得られるかが焦点となる。



