すかいらーくだけじゃない!外食大手が続々参入、うどん戦争が激化へ
すかいらーくだけじゃない!外食大手がうどん戦争に参入

車通りの多い行幸道路沿い。小田急相模原駅からは徒歩10分少々でたどり着く。そんな場所に、外食大手が新たなうどん業態を投入した。すかいらーくの「資さんうどん」だけではない。FS.shakeが手掛ける「うどん白糸」が、6月にJR山手線目白駅前に1号店をオープンしたのだ。

「うどん白糸」の戦略:中間価格帯を狙う

同店のプレスリリースによると、近年うどん市場はワンコインの低価格帯と本格派の高価格帯に二極化している。その中で「うどん白糸」は一杯約1000円の中間マーケットを狙う。メニューはシンプルな「かけうどん」が690円、「半熟卵天と牛しぐれごぼう天うどん」が1090円など、価格帯を明確に設定している。

店内で製麺されたやや細めの麺は、しなやかなコシが特徴だ。プレスリリースではこれを「生きているうどん」と表現。これは丸亀製麺の「ここのうどんは、生きている。」というキャッチコピーを彷彿とさせ、思わず失笑してしまう。しかし、コンセプトは明確だ。

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カスタマイズ性でZ世代を狙う

「うどん白糸」の最大の売りは、カスタマイズ性にある。店内には「たまごステーション」が設置され、生卵が無料で何個でも利用可能。薬味のネギやショウガ、天つゆも用意され、自分好みのうどんをデザインできる。コンセプトは「デザインする、私好みのうどん。」だ。

FS.shakeはZ世代向けの居酒屋やシーシャを手掛ける企業で、その発想が生かされている。若い世代を中心に「自分だけのカスタマイズ」を好む消費者が増えている世相を反映した戦略と言える。

ただし、オペレーションには課題も見られた。筆者が訪れた際、先にうどんが提供され、セットの天ぷらが後から出てくるなど、提供タイミングにやや混乱があった。隣の客も同様の状況で、30分待たされたという声も聞かれた。今後の改善が期待される。

うどん戦争の行方

すかいらーくの「資さんうどん」に続き、FS.shakeの「うどん白糸」が参入。さらに、天ぷら食べ放題を打ち出す店舗も登場している。外食大手が続々とうどん市場に参入し、競争が激化している。低価格帯と高価格帯の二極化が進む中、中間価格帯を狙う新たなうどん業態がどれだけ支持を集めるか、今後の動向が注目される。

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