金融庁は19日、顧客に対して虚偽の説明を行ったとして、金融商品取引法違反でmoomoo(ムームー)証券に一部業務停止命令を出したと発表した。新規口座開設の勧誘や受け付け業務を同日から9月18日までの3カ月間停止する。また、再発防止に向けた業務改善計画の策定と確実な実施も求めた。
経緯と背景
証券取引等監視委員会は5日、ムームー証券に対して行政処分を行うよう金融庁に勧告していた。監視委によると、ムームー証券はウェブサイトなどを通じ、米国上場投資信託(ETF)など少額投資非課税制度(NISA)の対象外である78銘柄について、虚偽の告知を行いNISA対象として販売していた。顧客への事後対応も不十分だった。
会社の対応
ムームー証券は19日、「今回の処分を厳粛に受け止め、より実効性の高い経営管理体制の構築に取り組んでいる」とのコメントを発表した。伊沢フランシスコ社長は17日付で退任し、小島譲執行役員が社長代行に就任した。既存顧客の取引には直接の影響はないとしている。



