金利上昇で得する人、沈む人:個人向け国債が安全資産として注目される理由
金利上昇で得する人、沈む人:個人向け国債の魅力

金利上昇が続く中、資産運用の常識が変わりつつある。特に注目されるのが、個人向け国債だ。認定ファイナンシャルプランナーの岩城みずほ氏は、「安全性の箱」に入れる資産として債券を推奨する。株式や投資信託のように価格変動が大きくなく、満期まで保有すれば約束された利息を受け取れるからだ。

債券の種類とそれぞれの特徴

債券は発行主体によって分類される。国が発行する国債、地方自治体が発行する地方債、企業が発行する社債がある。さらに、外国の政府や企業が発行する外債も存在する。外債には外貨建てのものがあり、為替リスクが伴う。円高が進むと、受け取る金額が目減りする可能性がある。

個人向け国債の扱いやすさ

個人向け国債は、半年ごとに金利が改定されるため、市場金利の上昇に追随しやすい。満期まで持ち続ければ元本が保証され、使う予定のあるお金の置き場所として適している。一方、社債は企業の信用リスクがあり、満期前に売却する際には金利変動の影響を受ける。

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金利上昇局面での注意点

金利が上昇すると、既存の債券価格は下落する傾向がある。満期前に売却すると、想定した利回りを得られない可能性がある。そのため、個人向け国債のように、金利改定が頻繁に行われる商品は、金利上昇局面で有利に働く。

岩城氏は、「個人向け国債は、安全性と流動性のバランスが良い」と指摘する。30年ぶりの金利上昇局面で、利息を得る新たな常識として注目されている。

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