東京3区の中古マンション坪単価、港区1447万円・千代田区1301万円に急上昇
東京3区中古マンション坪単価、港区1447万円・千代田区1301万円に急上昇

中古マンション価格が急騰、港区と千代田区で顕著

マーキュリーは6月11日、東京都千代田区・港区・渋谷区に限定した中古マンション相場調査の結果を発表した。調査はRealnetマンションサマリの新築・中古流通データを基に、1995年以降に新築分譲され、2016年1月から2025年9月末までに中古流通した住戸の平均坪単価を分析。2016年1月時点では3区とも約400万円/坪(約121万円/㎡)だったが、2023年初めには600万~700万円/坪に上昇。その後2024年から加速し、2025年9月時点で港区は1,447.4万円/坪(約438万円/㎡)、千代田区は1,301.3万円/坪(約393万円/㎡)に達した。渋谷区も上昇しているが、他の2区ほどの急騰は見られない。

高額物件の流通が価格上昇を牽引

直近12か月間の坪単価帯別流通戸数を見ると、3区全体で月間数戸だった坪単価2,000万~2,999万円の流通が大幅に増加。特に港区では、坪単価2,000万円以上の築浅物件の流通が非常に多く、湾岸エリアから麻布・青山・赤坂などの超高額エリアまで幅広い物件が市場に出ている。千代田区は坪単価1,000万~1,999万円の流通が中心で、2,000万円以上は少ない。渋谷区は坪単価1,000万円未満の流通が大半を占める。

エリア別の特徴と価格差拡大の懸念

アドレス別では、千代田区の「三番町」「四番町」「富士見」「平河町」で坪単価2,000万円以上の物件が流通。港区では「三田」「赤坂」「浜松町」が多く、特に「三田ガーデンヒルズ」や「ワールドタワーレジデンス」などの築浅大規模物件が価格上昇を牽引。渋谷区では「千駄ヶ谷」「神宮前」で高額物件が見られるが、流通量は港区に比べて少ない。マーキュリーは、高額物件の動向が平均価格を押し上げており、実需層向け物件との価格差が今後さらに拡大する可能性があると指摘している。

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