倉敷市の大阪アンテナ店「クラシキ」、出店期間を3年間延長へ
倉敷市の大阪アンテナ店「クラシキ」、出店を3年延長へ

倉敷市は、大阪・キタの玄関口にあるアンテナショップ「クラシキ」について、出店期間を3年間延長することを決めた。2年前にオープンし、来春までの予定だったが、安定した人気が続いていることから継続が妥当と判断。2030年春まで、市の情報発信拠点の役割を託す。

開業から2年、人気は好調を維持

市初の常設アンテナショップとして2024年7月、JR大阪駅前の商業施設「KITTE大阪」で開店。約35平方メートルで、他道県のアンテナショップが多く集まる2階の一角にある。

市はテナント料など年470万円を負担し、運営を委託する東京のコンサルティング会社から売り上げの5%を受け取ってきた。

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来店者数は約45万人に

当初は昨年開かれた大阪・関西万博を見据え、2027年3月末までの計画だった。しかし、特産のデニムやイ草の製品、菓子など約550品目を提供する多彩さで、人気は好調を維持。今年度も7月末までに6万人近くが訪れ、2年間での来店者数は約45万人に上る。

倉敷に来る観光客の3~4割が関西圏からとのデータもあり、市くらしき地域資源推進室の矢吹明敬室長は「今後も誘客の拠点として店が有効と判断した」とする。市は2027~29年度のテナント料として計約1400万円の債務負担行為を設定した補正予算案を、今秋の定例市議会に提出する。

周年イベントや今後の展開

今月開いたオープン2周年の記念イベントでは、マスカットの試食や地酒の試飲、児島ジーンズのポーチ作り体験などを実施し、多くの来場者でにぎわった。今後は地元産野菜や果物の品ぞろえを充実させるなど新規性を打ち出していく。

市制施行100周年(2028年)や大原美術館の開館100周年(2030年)などに向けたPRにもクラシキを積極的に活用する考えで、伊東香織市長は「海外からの観光客にも市の魅力を発信していきたい」とする。

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