積水ハウス、エアコン付き仮設休憩スペース「ひんやりBOX」開発 建設現場の熱中症対策に
積水ハウス、エアコン付き仮設休憩スペース「ひんやりBOX」開発

積水ハウスは、建設現場の作業員の熱中症対策として、エアコンを内蔵した仮設休憩スペース「ひんやりBOX」を開発した。この製品は仮設トイレ大手の日野屋(東京)との共同開発によるもので、電源を接続するだけで即座に使用できる利便性が特徴だ。全国の建設現場に約100台の導入を計画している。

外観は仮設トイレ、内部はエアコン完備の快適空間

「ひんやりBOX」のサイズは、高さ234センチ、幅85センチ、奥行き112センチで、一見すると仮設トイレと見間違うような外観を持つ。内部は2人まで同時に利用可能な休憩スペースとなっており、エアコンが設置されている。昨夏の試験運用では、外気温が40度を超える過酷な環境下でも、室内温度を20度前後に保つことに成功したという。

現場作業員の声「短時間でも体が楽になる」

神戸市東灘区の賃貸住宅建設現場には既に「ひんやりBOX」が導入されており、16日には実際に作業員が休憩時間に利用した。利用した26歳の作業員は「夏場は休憩中でも体に熱がこもりやすいが、短時間の利用でも体が楽になる」とその効果を語った。

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狭い現場でも設置可能、熱中症予防に期待

積水ハウス施工管理部の真鍋勝重グループリーダーは、「マンションやビルの建設現場ではプレハブを設置できるが、戸建て住宅やアパートの現場ではスペースを確保できないことが多い。ひんやりBOXは狭い場所にも設置できるため、作業員の熱中症予防に役立てたい」と述べ、製品の利点を強調した。

この取り組みは、建設業界における熱中症対策の新たな一手として注目されており、今後の普及が期待される。

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