トランプ米大統領は、カナダから輸入する自動車・同部品に関する関税を来年から2倍に引き上げると表明した。両国の貿易紛争が一段と激化する。
トランプ氏は24日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、「全ての自動車とトラック、大型・小型共に、および自動車部品、鉄鋼に対する関税率」を来年1月1日に50%に引き上げると述べた。
現行関税率と交渉決裂の経緯
自動車に対する関税率は現在25%で、このうち米国で生産された部品などを除いた部分のみに適用されている。輸入鉄鋼には既に50%の関税が課されている。
米国とカナダの交渉は21日に決裂し、米国は多くのカナダ製品に対する関税率を50%に引き上げた。トランプ氏による今回の新たな警告は、対立に拍車を掛けるものだ。
カナダの報復関税と影響
カナダのカーニー首相は、米国による関税と同額の報復関税を9月8日から課すと表明している。
自動車関税が実際に引き上げられれば、過去数十年にわたって緊密に一体化してきた米国とカナダのサプライチェーンに大きな混乱をもたらす可能性がある。



