日本の大型主力ロケット「H3」9号機が11日、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた。発射場から約6キロ離れた見学場の長谷公園には、宇宙ファンらが駆けつけ、成功を祈りながら空へ上がるロケットを見守った。
未明の打ち上げに約1200人が集結
未明の打ち上げにもかかわらず、公園には約1200人が集まり、カメラやスマートフォンを構えて打ち上げの時を待った。カウントダウンがゼロになり、ロケットが炎と白煙を噴き出しながら上昇を始めると、暗い公園内が明るく照らされ、大きな歓声に包まれた。
宇宙留学で北海道から移り住んだ児童も見学
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力で宇宙について学ぶ「宇宙留学」で北海道から移り住んだ南種子町立島間小2年の児童(7)は「発射の瞬間、昼間のように明るくなり、迫力がすごかった」と興奮した様子だった。
打ち上げを初めて見たという滋賀県の会社員(29)は「緊迫感が伝わってきた。無事に飛んでくれてよかった」と喜んだ。



