TBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜21:00~)は、ついに後半戦へ。天然の要塞・シャキ城に囚われた別班員5人には、毒殺の刻限が迫っていた。自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する乃木憂助(堺雅人)は、義弟・ノコル(二宮和也)らと奪還作戦を進めるが、シャキ城へ至る唯一の道には、シンシーの監視を担うオルコ村が立ちはだかる。
リュウの真意は?野崎との密談
“中国の別班”「シンシー」では、リュウ・ミンシュエン(堺雅人/三役)が警視庁公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)との密談を強行。「1対1で話がしたいの」と野崎に寄り添い、「あなたのことは命をかけて守ります。だから安心してください」と告げる。別室で見ていた責任者のハン・リンシン(宮下今日子)は思わず本音を漏らす。
「もちろんドラムも守ります」と続けると、野崎がかすかに反応。リュウはおもむろに鎖を取り、取調室のドアの取っ手に巻き付け、監視カメラやマイク、スピーカーまで遮断した。モニターがブラックアウトし、焦ったハンは部下を向かわせるが、リュウは野崎との会話をやめない。この密談には「野崎とリュウが作戦合わせ?」「絶対二人何かある」と考察が加速した。
ようやく扉が開くと、「彼はすべて話してくれますよ、私にはねえ」と余裕のリュウ。ハンと2人になると、テントの情報を引き出す見返りに「核融合チームの責任者のポスト」を要求した。
プリシャの行方とノコルの直球交渉
リュウは野崎と、野崎のエージェント・ドラム(富栄ドラム)とともに、核融合研究者のエリシャ・ママドフを長年囲う情報ブローカー、タイラン・グリエワの屋敷へ。車窓の先に現れたのは、凱旋門かと見まがう巨大な建造物で、その奥にはモスクまでそびえる。ハンも「バカみたいでしょ?」と呆れ顔だ。
厳重な警備の先で浮上したのは、エリシャの娘・プリシャの行方。タイランによれば、当時2歳のプリシャを連れ去ったのは、刀を持った年老いた“サムライ”と若い“サムライ”。その瞬間、ドラムが何かを察したような表情を見せる。「野崎さん、あなたの出番だ。話してください」とリュウが促すと、野崎が口にした人物の名とは…。
一方、シャキ城への道を開くため、ノコルとタイの実業家チョッキー・テーパーニット、別班員・田代久美子のエージェント・ロマルはオルコ村へ向かった。村長・イサクを前に、ノコルが示したのは大量の札束。「こういう時は直球に限る」と、シャキ城に捕らわれた日本人の救出へ向かうことを明かす。
村長の妻・アイカはひそかにシャキ城へ電話するが、通信を監視していた太田が発信を遮断し、番号まで特定。ノコルはイサクに「自分たちの誇りを、自分たちの手で取り戻さなくていいのか」と訴え、イサクは村人たちを説得すると約束した。
作戦開始、乃木とノコルの握手
1500万ドルを使ったと聞いて驚く乃木に、ノコルは「ゴビの件で思い知った。所詮、人間は金で動く」「最後に心を動かすのは、誇りだ」と語る。乃木はナティックにオルコ村の通信網を制御する装置の設置と、道路沿いのチェックポイントへの仕掛けを託し、「この作戦、これに掛かっていると言っても過言ではありません」と伝えた。
現地時間18時、イサクによる説得が始まるが、19時を過ぎても会合は続く。その最中、シャキ城から食堂の店主・ガジモフへ「明日から30人前追加」の注文が入り、時間をかけるほど状況は厳しくなる。やがて奪還チームはそれぞれの持ち場へ。作戦開始を前に、乃木とノコルは固く握手を交わす。
現地時間23時50分、狙撃担当のノコルと、テントが設立した民間軍事会社「PMSC Y2K」のテンゲルは高台へ。全ての準備が整った。現地時間6月8日午前0時、「発進」!乃木の合図で、2台のバンが暗いトンネルの先へ走り出した。乃木の覚悟をかけた作戦は、ここからが本番だ。
スピンオフ企画の「VIVANT-Adventure Log-」はTVerで、「ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―」、「チンギス―VIVANT THE ORIGIN STORY―」はU-NEXTでそれぞれ独占配信中。「VIVANT IMMERSIVE MISSION」はCREATIVE MUSEUM TOKYOにて開催中。