WOWOW『マイ・スイート・ホーム』脚本家・岡田惠和氏が語る「男が女に合わせれば7割うまくいく」
岡田惠和氏「男が女に合わせれば7割うまくいく」

WOWOW『連続ドラマW マイ・スイート・ホーム』(31日スタート、毎週土曜22:00~ ※全6話・第1話無料)の脚本を手がける岡田惠和氏が、「男の人が女の人に合わせれば、世の中の7割ぐらいはうまくいくんじゃないか」という独自の男女観を明かした。主演の石田ゆり子も交え、作品のテーマについて掘り下げた。

男性が女性化することは「ある種の進化」

岡田氏は、自身が子どもの頃に母、姉、妹、祖母、叔母という女性に囲まれて育った環境が、女性同士の関係性を描くうえで影響していると語る。女性同士の会話は脈絡がなく、言ったことと答えが違っていても成立するとし、男性同士のいわゆるホモソーシャルな部分が得意ではないと述べた。

そのうえで、男性が女性化していくことは「ある種の進化」であり、女性が男性化する流れがあるなら、男性が女性化することでバランスが取れていくという考えを示した。石田は、岡田氏が描く女性たちは強くて面白く、男性は弱気なキャラクターが多いとし、「それが幸せの秘けつなのかもしれない」と語った。

経済的に恵まれた人々の「優しさや温かさ」を描く

本作は経済的に恵まれた人々の暮らしを描くことも特徴のひとつ。岡田氏は、ドラマで豊かな人々を描くのは難しいとしつつ、「豊かだからこその優しさや温かさもあるはず」と述べ、松濤や葉山、軽井沢といったエリアで暮らす“自分たちが恵まれていることを自覚している人たちの生活”を描きたいと語った。

石田は、女性4人の関係に憧れるとし、「男性側の協力がちゃんとあることも大事」とコメント。経済的に恵まれた人々の描き方も作品の大きなテーマだと感じているという。

田口の批判も「ひとつの真実」

武田真治演じる田口は、そうした人々を批判的に見る人物。岡田氏は「田口の言うことにも一理ある」とし、彼の批判に対して登場人物たちが簡単には言い返せない視点も同じドラマの中に入れておきたかったと述べた。