かぼすは生まれた時から「かぎしっぽ」だった。かぎしっぽとは、しっぽが途中で折れたり曲がったりした状態のことで、「幸運を引っかけてくる」などとして、幸運を呼ぶ猫とも言われる。
お笑いコンビ「ヨネダ2000」の愛さんの家には6歳の男の子「かぼす」と推定1歳の男の子「ところてん」の猫2匹がおり、「私の芸人としての仕事が増えていったのも、かぼすのかぎしっぽのおかげだと自分では思っています」と語る。写真には「かぼすのかぎしっぽが幸運を呼んでくれました」(東京都で、今利幸撮影)との言葉が添えられた。
100円均一の猫じゃらし、通算50本以上
かぼすには、小さい頃から今までずっと大好きなおもちゃがある。それは100円均一の店で売っている、棒の先に音が鳴るボールと羽根がついている猫じゃらしだ。かぼすの力が強く、遊んでいるとすぐ壊してしまうため、「通算の購入本数は50本以上といっても過言ではありません」という。
一方、かぼすが苦手なのが、たたくと動くタイプの魚形のおもちゃだ。そのおもちゃを怖がって以降、似たサイズのおもちゃが全部苦手になってしまったため、今では我が家でNGとなっている。
玄関までお出迎え、ジャンプで胸元へ
かぼすには特技がある。仕事から帰った愛さんを玄関のドア近くまで出迎えに来てくれ、愛さんが手を広げると床から胸元までジャンプして抱きついてくれる。愛さんは「すごいジャンプ力ですし、今まで飼ってきた猫では見られなかったので、私は勝手にかぼすの特技として認定しています」と明かす。
ジャンプの後はそのまま抱っこして「ただいまー」とあいさつするのが日課だ。ただ、気分や時間帯によっては来てくれないこともあり、「その時は悲しくて自分からかぼすのもとへ向かってしまいます」という。
動物好きになった原点
愛さんが動物好きになったきっかけは、物心ついた頃から実家に猫、犬、ハムスター、魚、スッポンモドキ――とたくさんの動物がいたことだ。「幼い頃から一緒に暮らしてきたので、動物のいない生活は考えられないほどです」と振り返る。
特に覚えているのが茶トラの猫の女の子「ももちゃん」。幼い頃、布団で一緒に寝ていて「とてもかわいくて大好きでした」という。また、ピンポン玉のような丸々とした体形で「ピンポンパール(チンシュリン)」と呼ばれる金魚も飼っていた。呼びかけると水槽の縁まで近づいて来てくれたり、水槽の水を交換する際にネットですくい上げようとすると自分から入ってきてくれたりしたという。
「このように幼い頃から色々な動物に触れてきたことが今の私の原点です」と話す。次回はところてんについてお話しする。
愛さんは1996年、横浜市出身。2020年にお笑いコンビ「ヨネダ2000」を結成し、2022年、2025年に「M-1」で決勝進出。高校卒業後、ドッグトレーナーの専門学校に通い、1級愛玩動物飼養管理士などの資格も持つ。



