爆笑問題の太田光と田中裕二が、8月1日にフジテレビほかで生放送されるお笑い賞レース『ツギクル芸人グランプリ2026』(15:00~)への意気込みを語った。今年で7回目を迎える同大会。爆笑問題は6年連続でMCを担当し、漫才、コント、ピン芸が入り乱れる大会の魅力や、フジテレビの生放送で起きた数々の“事件”、後に続く芸人たちへの期待を明かした。
太田光「夏のフジテレビらしくていいな」
『ツギクル芸人グランプリ』は、日本音楽事業者協会とフジテレビがタッグを組み、今後の芸能界を担う“次世代のスター芸人”を発掘するお笑いコンテスト。芸能プロダクション112社が加盟する同協会に所属する1200組以上の芸人の中から、決勝進出者が選ばれた。
今回は、相性はいいよね、イチゴ、エビカレンダー、ぎょねこ、群青団地、センチネル、ツンツクツン万博、ネコニスズ、花ブービー、春とヒコーキ、惹女香花、ヒロ・オクムラ、フランツ、ヤッホイ、リバーマンの15組が決勝に進出。漫才、コント、ピン芸とジャンルを問わず、渾身のネタを披露する。
同番組は、3本のお笑い番組を7時間超にわたって一挙生放送する大型企画『ENGEI 8 笑いの夏祭り』の幕開けを飾るもの。18時30分から『爆笑レッドカーペット』、21時から土曜プレミアム『ENGEIグランドスラム』が続く。
企画を聞いた田中は、「フジテレビの夏は『FNS27時間テレビ』をはじめ笑いのイメージがあったので、今回、笑いの夏祭りをやれるのはとてもうれしいですね」と喜びを口にした。
太田も、タモリ、ビートたけし、明石家さんまの“お笑いビッグ3”が出演した『FNS27時間テレビ』を見て、お笑いの世界を目指した部分があると回想。「夏に実施するのはフジテレビらしくていいなと思っています。我々は“フジっ子”なのでね、ちょっとでも明るくね。楽しみですよ」と期待を寄せた。
田中裕二「なんでもありなのが強み」
大会の強みについて、田中が挙げたのは、芸のジャンルを限定しない点だ。「知名度的にはどうしても『M-1グランプリ』とかが強いと思うけど、この番組は漫才だろうがコントだろうがピンだろうがなんでもありなのが強み。バリエーション豊富にできるのがいいところですね」
さらに、民放各局の人気番組を手掛けるプロデューサーたちが審査し、優勝者にはそれぞれの番組への出演機会が用意されることにも言及。「民放各局に出られますからね、“ツギクル”芸人たちにとってはまたとないチャンスになるんじゃないかな」と意義を語った。
太田は、漫才の直後にコントが登場するなど、異なる形式のネタが連続するため、出場順によって見え方も変わると分析。「だからこそ誰が優勝してもおかしくないんだろうなと思いますよ」と予想する。大会に合わせた対策は難しいのではないかと出場者を思いやりながら、「でもこっちは見て笑ってるだけだから、ごちゃごちゃで楽しいのも魅力かな」と笑った。
フジテレビの生放送は「事件が起きがち」
数々の生放送に出演してきた2人。フジテレビの生放送にまつわる思い出を聞かれると、田中は「いっぱいあるし、だいたい失敗しかない(笑)」と苦笑いする。『笑っていいとも!』には14年間出演。番組そのものに失敗の印象はないという田中だが、「太田さんが暴れまくって奥さんの光代社長に怒られてたなと思い出しました(笑)」と振り返った。
『さんまのお笑い向上委員会』でも太田が関根勤に怒られたことがあったといい、太田も「フジテレビのお笑いの生放送では事件が起きがちだったね(笑)」とうなずいた。同じ『ENGEI 8 笑いの夏祭り』に出演する今田耕司、ナインティナインとの思い出も披露。太田が今田と初めて共演したのは、フジテレビの『笑いの殿堂』だったという。
コンビ結成から数カ月の頃に、今田をメインにしたコントを3人で収録。その後、『さんまのお笑い向上委員会』では、暴走する太田を隣に座る今田が止める関係となり、「この人がいれば何やっても大丈夫って思ってますね」と信頼を明かした。ナインティナインとは、『めちゃ×2イケてるッ!』での共演をきっかけに顔を合わせる機会が増加。岡村隆史とはポッドキャスト『太田光と15人のしゃべり手』でも昔話を語り合った。
太田は、『めちゃイケ』の「数取団」にピエロのメークで出演したことを回顧。田中は、ナインティナインが長年司会を担当した正月の『爆笑ヒットパレード』で、爆笑問題の出番前に矢部浩之が「次、爆笑さんですから、お客さん気をつけてください!」と呼び掛けるのが恒例だったと笑った。
太田光「ばかばかしいことをやって笑って」
審査員長は6年連続で渡辺正行が担当。審査員を増田英彦、長田庄平、音井結衣と、民放5局の現役クリエイター5人が務め、進行はフジテレビの松崎涼佳アナウンサーが担当する。
視聴者に向け、田中は「やっぱりテレビを見て笑いたいと思うんですよね。だから少しでも多く笑いを届けられるように頑張ります!」と宣言。『ツギクル芸人グランプリ』の司会後は、『爆笑レッドカーペット』の放送中にネタを練習し、『ENGEIグランドスラム』での漫才に臨むという。
太田は、「ご時世的にばかばかしいことをやりにくい部分もあったけど、もうそろそろ昔みたいにくっだらないことやって笑って。そのきっかけになればいいなと思います」と、“笑いの夏祭り”に思いを込めた。



