神奈川県横浜市の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」が、英国の音楽業界誌『IQ Magazine』が発表した初の『Arena Stars 2026』に選出されたことが22日、明らかになった。同アリーナは、米音楽業界誌『Pollstar』が19日に発表した2026年上半期の世界アリーナランキングで観客動員数世界1位も獲得しており、国際的な評価を同時に得ている。
『Arena Stars』は初開催、世界650会場から20会場を選出
『IQ Magazine』は、コンサートプロモーターやフェス主催者、施設運営者など世界のライブエンタテインメントビジネス関係者に向けた英国発の音楽専門メディアで、60カ国以上に情報を発信している。『Arena Stars』は今回が初の試みで、同誌の読者による推薦をもとに、業界のプロモーターや制作関係者による審査を経て選出された。世界650会場の中から、英ロンドンのThe O2、米ニューヨークのBarclays Centerなどとともに、世界20会場が選ばれた。
『IQ Magazine』は選出された会場について「この規模において最高のコンサート体験を象徴する会場」と位置づけ、来場者に優れた体験を提供するとともに、プロモーターや制作スタッフ、アーティストが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を備えている点を高く評価している。
『Pollstar』上半期ランキングで観客動員数世界1位
米音楽業界誌『Pollstar』が19日に発表した2026年上半期の世界アリーナランキングでは、Kアリーナ横浜が観客動員数で世界1位を獲得した。このランキングは2025年11月13日から2026年5月13日までに開催されたライブイベントの観客動員数に基づいて集計され、世界の主要アリーナ会場の実績を示す指標として注目されている。
音楽専用アリーナとしての特徴と環境配慮
Kアリーナ横浜は、音楽を聴く人、奏でる人のために作られた音楽アリーナで、座席数は2万33席、地上9階建て、高さ約45メートル。フレキシブルな客席プランや設営・撤収に配慮したファシリティ、大規模な吊り込み対応、良質な音響空間など、多様な演出に対応できる環境を整えている。
客席は全席に長時間快適に過ごせるファブリックシートを導入。ステージ前方のアリーナに加え、三層構造のスタンド席はすべてステージ正面を向いた扇形形状で、迫力と一体感のある空間を生み出している。また、一般的なライブ・コンサートで持ち込まれる演出機器を一部常設し、使いやすさと環境負荷低減を両立。ライブ・コンサートで使用する電力は実質100%再生可能エネルギーで調達し、雨水貯留による中水利用も行っている。
『Arena Stars 2026』選出会場一覧
- Arena CDMX(メキシコシティ)
- Avicii Arena(ストックホルム)
- Barclays Center(ニューヨーク)
- Co-op Live(マンチェスター)
- Coca-Cola Arena(ドバイ)
- Etihad Arena(アブダビ)
- Intuit Dome(イングルウッド)
- Kアリーナ横浜(横浜)
- Kai Tak Arena(香港)
- Movistar Arena(ブエノスアイレス)
- Movistar Arena(ボゴタ)
- Qudos Bank Arena(シドニー)
- Roig Arena(バレンシア)
- Scotiabank Arena(トロント)
- SM Mall of Asia Arena(パサイ)
- Spark Arena(オークランド)
- State Farm Arena(アトランタ)
- The O2(ロンドン)
- Uber Arena(ベルリン)
- United Center(シカゴ)



