漫画『アオのハコ』の原作者である三浦糀氏が17日、自身のX(旧Twitter)を更新し、13日に発売された『週刊少年ジャンプ』33号が付録なしの特別版として受注販売されることに対して安堵の意を表明した。この発表を受け、ファンからも歓喜の声が相次いでいる。
最終回掲載号が転売ヤーの標的に
『アオのハコ』は13日発売の『週刊少年ジャンプ』33号にて最終回を迎え、2021年4月の連載開始から約5年の歴史に幕を下ろした。しかし、同号には人気カードゲーム『ONE PIECEカード』が付録として付属していたことから、転売ヤーの標的となり、全国の書店やコンビニエンスストアで売り切れが続出。購入できなかった読者からは嘆きと怒りの声がSNSを中心に多数寄せられていた。
三浦氏は、紙の雑誌で最終回を読めなかった読者に対し、13日時点で「今週紙で読みたかったのに読めなかった方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。読みたいと思ってくれて本当に…ありがとうございます…!(どこかにヘイトを向けたいわけではなく、残念に思った方へのただただ謝罪です。)」と謝罪と感謝のメッセージを発信していた。
集英社が謝罪と受注販売を発表
17日、集英社は公式サイトを通じて「7月13日発売の「週刊少年ジャンプ」33号につきまして、多くの読者の皆様が本誌を購入できないという事態が生じました。多数の方にお買い求めいただけなかったこと、また書店・コンビニエンスストア店頭での混乱を招いてしまったこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。その上で、「紙版の『週刊少年ジャンプ』33号を、付録カードなしの特別版として、ジャンプキャラクターズストアでの受注販売をいたします。詳細は準備が整い次第、「週刊少年ジャンプ」公式SNS等でご案内いたします」と発表した。
この発表を受け、三浦氏はXで「『週刊少年ジャンプ』33号、受注販売されることになりました!(付録はつかないのでご注意ください。)お手数をおかけしてしまいますが、今後公式からでる案内をご確認の上、ご注文いただければと思います」とファンに呼びかけた。
ファンから歓喜の声
三浦氏の投稿に対し、ファンからは「アオのハコ見るために買おうと思います!」「全然大丈です!しっかり買いますよぉ〜!」「嬉しすぎる!」など、喜びのコメントが多数寄せられている。
『アオのハコ』とは
『アオのハコ』は、2021年4月より『週刊少年ジャンプ』で連載された青春部活ラブストーリー。男子バドミントン部の猪股大喜が、朝練の体育館で毎朝二人きりになる一つ上の先輩・鹿野千夏に恋をするところから物語が始まる。等身大のキャラクターたちが部活に打ち込む姿と、恋愛の心の機微を繊細に描き、多くの読者の共感を集めた。
連載開始から大きな反響を呼び、「次にくるマンガ大賞2021」では「Global特別賞」を受賞、「全国の書店員が選んだおすすめコミック2022」では第4位にランクイン。コミックスの累計発行部数は1000万部を突破し、アサヒ飲料「カルピス」とのコラボレーションも実施された。テレビアニメ第1期は2024年10月から2025年3月まで放送され、第2期が2025年10月から放送予定。最新コミックス27巻は2025年10月2日、最終28巻は12月4日に発売予定となっている。



