義母との関係に悩む60代女性
結婚して39年、現在90歳の義母との付き合い方にモヤモヤしているという60代女性からの相談に、文筆業の清田隆之さんが回答した。義母は車で数分の場所に一人暮らしをしており、とりあえず元気だが、用事がある時は相談者の携帯電話に連絡してくる。自分の考えを通して生活しているという。
相談者は数年前まで、義母が入院するとあれこれ世話をしてきた。しかし最近は、義母の家を訪ねても、友人から電話がかかってくればそのまま会話を続け、一向に電話を切る気配がない。そのため「また来ます」とメモに書き残して退散することもある。ある時は、一緒にお茶を飲んでいたら宅配便の人が来て、相談者に出していたはずのお菓子を義母がガサッと手でつかんで宅配便の人にあげてしまったという。
また、訪ねるたびに髪形や服装など上から下までチェックされ、服の値段まで聞かれることもある。義母とは大切にするものが違うと感じている。
義務感と心の揺れ
一人暮らしなのでたまには行ってあげなければならないという義務感にかられるものの、無理してまで行きたくはなく、心は揺れるという。夫は「無理して行かなくていい」と言ってくれるが、どうしたら良いかと悩んでいる。
清田隆之さんはこの相談に対し、「義務感を抱くべきは夫さん」と指摘。義母との関係において、相談者が無理に役割を引き受ける必要はないと助言した。具体的には、夫が義母との連絡や訪問の主導権を握るべきであり、相談者は補助的な立場で関わればよいと提案している。
清田さんはさらに、義母の行動(電話を続ける、お菓子をあげる、服装をチェックするなど)は、相談者を「家族」としてではなく「ゲスト」のように扱っている証拠だと分析。そのため、無理に親密になろうとせず、適度な距離を保つことが大切だと述べた。
「もやもや」の正体と解決策
清田さんは、相談者の「もやもや」の原因は、義母への期待と現実のギャップにあると指摘。義母に認められたい、良い嫁でありたいという気持ちが強すぎると、かえってストレスになると説明した。解決策として、夫に義母との関係を任せ、自分は「たまに顔を出す程度」で十分だと割り切ることを勧めている。
また、義母が一人暮らしでも元気で自立しているなら、過剰に心配する必要はない。もし何かあれば、義母自身が連絡してくるはずであり、相談者が常に気を配る必要はないとしている。
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