手塚治虫『火の鳥 未来編』舞台化決定、2027年2月上演 AI時代に生命と人類の未来を問う
手塚治虫『火の鳥 未来編』舞台化、2027年2月上演

漫画家・手塚治虫さん原作の『火の鳥 未来編』が舞台化されることが決定した。舞台『火の鳥 未来編 ZEROMDISTANCE』として、2027年2月6日から8日まで、渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで上演される。

AI時代に問いかける手塚治虫のメッセージ

人類がAIに決断を委ねることの危うさが現実の問題となりつつある今、その未来を半世紀以上も前に描いた手塚治虫さんの『火の鳥 未来編』。舞台では、手塚治虫さんの壮大な物語を通して、AI時代の人類に問いを投げかける舞台化に挑む。

キャストとスタッフ

火の鳥役(声)/ナレーションを安田成美さん、猿田博士役をモロ師岡さん、主演のマサト役を夕輝壽太さん、ヒロインのタマミ役を宮藤あどねさん、柚来しいなさん(ダブルキャスト)、政府高官のロック役を大原海輝さん、ロビタ役を福井将真さんが担当する。火の鳥の世界観を映像、コンテンポラリーダンス、能を踏まえた新たな表現で、生命と人類の未来を描く。

脚本・演出・エグゼクティブプロデューサーを務める工藤龍生さんは、「5歳で初めて『火の鳥 未来編』を読んでから52年。今回、この作品の脚本・演出を務めさせていただけることを、感無量であり、身に余る光栄に感じています」とコメントしている。

関係者の思い

主演の夕輝壽太さんは、「『火の鳥 未来編』という大きな作品で、マサト役を務めさせていただけることを大変嬉しく思っています」と述べ、プロデューサーの小栗了さんは「これは、名作を再現するだけの舞台ではありません。手塚先生の問いを受け取り、未来へ手渡すプロジェクトです」と語っている。

安田成美さんは「舞台を観終えたあと、それぞれの方が自分にとっての『命』や『未来』を少し考えてくださったら嬉しいです」とコメント。モロ師岡さんは「手塚治虫先生の問いは、今も少しも古びていません。猿田博士という人物を通して、その問いを自分なりに背負い、舞台の上で生きたいと思います」と語った。