人気インフルエンサー・るるたんと、放送作家を引退し現在はスタートアップファクトリー代表を務める鈴木おさむ氏の共著『るるたん・おさむの欲望のKPI』が、9月1日に扶桑社新書より刊行される。
るるたんは、手取り60分8000円の風俗嬢から月収1億円セクシー女優に上り詰めた“欲望マーケッター”。“60分20万円”という単価設定でSNSを騒がせたが、キャリアの始まりは19歳、60分手取り8000円の格安店だった。本書は、その過程に凝縮された「売る」「伝える」「選ばれる」に効く実践的なマーケティング思考を、鈴木おさむ氏が徹底解剖する。人気ポッドキャストの書籍化となる。
“るるたん流メソッド”の全貌
本書で公開される“るるたん流メソッド”は「初回は、80点で帰す」「セールは、絶対にやらない」「太客は、作らない」「顧客の財布を読み、消費を遅らせる」「商品を売るな、「世界観」を売れ」など。一見、機会損失にすら見える選択の数々が、なぜ月収1億円につながるのかを、るるたん本人の言葉と図解で解き明かす。60分1万2000円から60分20万円に至る全プロセスを、鈴木おさむ氏がマーケティングの普遍論へ翻訳する1冊となっている。
値上げしても客が離れない理由
書籍内容より、なぜ値上げしても客は離れないのか──「満枠を作ってから、値上げする」。値上げは、ガラガラの枠でやってはいけない。るるたんが19歳・新橋の格安店(60分1万2000円・手取り8000円)の時代から貫いてきたのは、「先に需要を作り、埋まってから上げる」という徹底したデータ思考。たとえば2万円を2万2000円に上げたいとき、まずお客様に1ヶ月先の予約を取ってもらう。「来月から2万2000円になるけど、今なら2万円で先に予約できるよ」と特別感を演出しながら、来月の枠を先に埋める。埋まったのを確認してから、月初に価格を上げる。新規のお客様には「2万2000円なのに満枠」に見え、それが新しい当たり前になる。
書籍構成と著者プロフィール
各章は、序章「19歳、新橋デビューしたJDが風俗業界に飛び込んだ理由」、第1章「「60分6万円」の風俗嬢になるまで」、第2章「同人AVの女王になるまで」、第3章「属人性と希少性を高める「タレント化」戦略」、終章「野望──看板を、箱にする」、特別付録「るるたん&おさむの官能リレー小説」で構成される。
るるたんは、SNSの総フォロワー130万人を数える人気インフルエンサー。19歳で新橋にて風俗デビューし、マーケティング思考を武器に絶大な集客力を誇り、デリス新宿では18ヶ月連続ナンバーワンを達成。23歳で同人AVに転身し、トップの座に上り詰める。写真集の刊行、撮影会の主催、浅草ロック座では主演を務めるなど多方面で活躍している(フォロワー数は2026年8月時点のもの)。
鈴木おさむ氏は、スタートアップファクトリー代表。1972年千葉県千倉町(現南房総市)生まれ。19歳の時に放送作家になり、それから32年間、様々なコンテンツを生み出す。2024年3月31日をもって放送作家・脚本業を引退し、現在は、to C向けファンド「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、その代表を務める。



