「大Tシャツ展」の会場には国内外の貴重なTシャツが大集結している。会場で見つけた激レアアイテムを4回にわたって取り上げる連載の第1回として、今回はスタジオジブリが手掛けた映画作品をテーマにした3枚のTシャツを紹介する。
「大Tシャツ展」は表参道ヒルズ 本館B3F スペース オーで開催中(7月19日まで、観覧料は一般1,500円、大学・専門学校生1,000円、高校生以下500円)。これまでに掲載したヴィンテージTシャツの写真を一気に見ることもできる。
『天空の城ラピュタ』のTシャツ
最初に紹介するのは、スタジオジブリが初の長編アニメーション映画として製作した『天空の城ラピュタ』のTシャツ。テレビ放送の度にトレンド入りする「バルス」は、もはや語り草となっている。
「Laputa:Castle in the Sky」とプリントされたこのTシャツには、物語の名シーンが散りばめられている。物語は、見習い機械工の少年パズーがある日、空から降ってきた不思議な少女シータを助けるところから始まる。パズーの死んだ父親が見たという伝説の浮遊島ラピュタを探しに旅に出た2人の前に、ラピュタの財宝を狙う政府の陰謀が立ちふさがる、というのがあらすじだ。そんな大人気作品の名シーンが散りばめられたTシャツは、ファン垂涎のお宝と言える。
『もののけ姫』のTシャツ
次は大ヒット作『もののけ姫』のTシャツ。興行収入201.8億円(リバイバル上映含む)はジブリ作品歴代興行収入ランキングで第2位となっている。
「Princess Mononoke(ASHITAKA)」と記されたTシャツには、相棒のヤックルにまたがって弓を引き絞るアシタカの勇敢な姿がプリントされている。舞台は室町時代末期の日本。村を襲ったタタリ神を退治したことで呪いをその身に受けたアシタカは、呪いを解く手がかりを得るために西へと旅立つ。やがてシシ神の森にたどり着いたアシタカは、山を開拓して豊かな暮らしを得ようとするタタラ場の人々と、それを阻止しようとする山犬に育てられた少女サンと出会う。自然と人間の共存というテーマを描いた本作のTシャツは、展示販売されていた。
『魔女の宅急便』のTシャツ
最後は1989年に公開された『魔女の宅急便』のTシャツ。「Kiki's Delivery Service」とプリントされたこのTシャツには、ほうきにまたがって荷物を配達するキキの姿が大きくプリントされている。左の胸元に切手のジジがあしらわれるなど、作品愛にあふれた1枚だ。
一族の掟に従い、黒猫のジジと魔女修行の旅に出た13歳の少女キキ。やがて海辺の大きな町にたどり着き、そこで修行の一環として空飛ぶ宅急便を始めるのだが……。写真のTシャツはその魅力を凝縮したデザインとなっている。
【写真】「Laputa:Castle in the Sky」
【写真】「Princess Mononoke(ASHITAKA)」
【写真】「Kiki's Delivery Service」
文・写真:安藤康之(あんどうやすゆき)
フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。twitter:@andYSYK。この著者の記事一覧はこちら。



