俳優の中村蒼が、10月12日より放送が始まる日本テレビ系10月期月曜プラチナイト枠ドラマDEEP『十六夜膳房(いざよいぜんぼう)』(毎週月曜 深0:24〜)で主演を務めることが発表された。中村にとって日テレドラマ初主演となる。共演は渋谷凪咲と秋谷郁甫。
中国・韓国で出版された人気小説が原作
原作は、日本テレビ系バラエティ『月曜から夜ふかし』などのプロデューサーを務める毛無氏(本名・徐真然)の同名小説。毛無氏のデビュー小説で、2017年に中国、2019年に韓国で出版され、KPOPアイドルグループBTSのVやaespaのKARINAの愛読書としても知られている。WEB連載時には1億ビューを突破し、2026年にポプラ社から日本語版の出版が決定している。
演出は、『良いこと悪いこと』や『だが、情熱はある』などを担当した狩山俊輔氏と、『君と世界が終わる日に』や『そこから先は地獄』などの保母海里風氏が務める。
物語のあらすじとキャストの役どころ
物語は、満月の翌日、月がわずかに欠け始める十六夜の夜、死者が「黄泉の食堂」へいざなわれるところから始まる。そこでは孟婆(中村)と呼ばれる料理人が、現世の後悔を消し去り、あの世へ送り出すために、人生で忘れられない一皿を振る舞う。訪れる人々の後悔や未練をおいしい料理で包み込み、しがらみや執着から解放していく、切なくほろ苦いヒューマン・グルメ・ファンタジーだ。
中村が演じる孟婆について、中村は「私の演じる孟婆がいる黄泉の食堂には、生前、間違った選択をした人、愛する人に思いを伝えられなかった人など後悔や愛情、喪失を抱えた人がやってきます。でも人間はとても複雑で後悔や失敗も含めてその人の一生なんだと思います。だからこそ『自分の人生捨てたものじゃない』と改めて価値を見いだすきっかけとなる作品になったら良いなと思います」とコメントしている。
渋谷凪咲と秋谷郁甫のコメント
渋谷は、死神として死者を食堂に導く黒無常たちの上司で、関西弁を話す白猫の白無常を演じる。渋谷は「猫の役と聞いて、ちょっぴり驚きましたが、元々猫を飼っていて大好きだったのでとてもうれしく、小学生の頃は毎日猫に生まれ変わりたいと思っていたので、同時に夢もかなってわくわくしています!」と喜びを語った。
秋谷は、孟婆をスカウトし白無常をこよなく愛する、パンクロッカー風の風貌の閻魔王を演じる。「ビジュアルからも感じていただけるほど、パンクな閻魔王!一つの見方にとらわれず、軽やかでチャーミングな閻魔王ですが、中村さん演じる孟婆と、渋谷さん演じる白無常を見守らせていただいております。とにもかくにも、楽しく演じながら、作品を盛り上げる1人になれたらうれしいです!」とコメントした。
原作者とプロデューサーの思い
原作者の毛無氏は「この物語は、2015年、中国の医学部時代にICUで数々の命が散っていく最期に立ち会った経験から生まれました」と明かし、「ドラマの制作チームは、私が全力で信頼する仲間たちです。原作者として、これほどうれしく心強いことはありません。私も一視聴者として、ドラマ『十六夜膳房』の食と愛に包まれる日を、楽しみにしております。感謝感激、謝謝(シェシェ)です」と喜びを語った。
日本テレビプロデューサーの鈴間広枝氏は「会社の後輩・徐ちゃんが、こんなに素敵な小説を書いていたなんて!中国の原作を読みながら、何度も何度も胸がきゅっとなり、目頭が熱くなりました」と振り返り、「素晴らしいキャストの方々と共に、スタッフ一同、力を合わせ、丁寧に大切にお届けいたします。秋の夜長、この作品が、皆さまのほんの少しの息抜きに、明日を頑張るちょっとした活力になれたら幸いです」と期待を寄せた。
同作は、同年4月より月曜日に引っ越し、パワーアップしたドラマDEEP枠で放送される。



