俳優の南沙良が、映画『マジカル・シークレット・ツアー』(公開中)のインタビューに応じ、共演した有村架純と黒木華への感謝の気持ちや、自身初となる妊婦役の役作りについて語った。
有村架純と黒木華への感謝「何度も助けられました」
本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが逮捕された「金密輸事件」に着想を得たオリジナルストーリー。有村架純演じる2児の母親・和歌子、黒木華演じる借金を抱える研究員・清恵、そして南沙良演じる貯金ゼロのキャバ嬢で未婚の妊婦・麻由の3人が、金の密輸という闇バイトを通じて絆を深めていく姿を描く。
オファーを受けた際、南は「有村さん、黒木さんのお二人とご一緒させていただけるのが、すごく感動でした」と喜びを語り、「すごく疾走感があるというか。この物語が映像になったら、どのように表現されるんだろう?って。いろんなワクワクがある作品だなと思いました」と回想。さらに、「ちょうどこの作品の前後で、(演じた役どころが)罪をずっと犯していて……(笑)。あっ!今度は金の密輸をするのか~って。どんどんコンプリートしていく感じが面白かったです」と笑顔を見せた。
共演した有村と黒木については、「撮影しやすい雰囲気を作ってくださって、私はただ、それに甘えながら、背中を見ながら頑張っていった感じです」と感謝。有村については、「すごく引き込まれる方。有村さん独特の雰囲気がちゃんとある方です。穏やかでやさしい雰囲気を持っていらっしゃるけど、すごく芯がしっかりしている方。そういうところが素敵」と尊敬の念を述べた。黒木については、「すごい頼りたくなる、肩を借りたくなるような、カッコいい方。引っ張ってくださる力がすごく強くて、何度も助けられました」と打ち明けた。
初めての妊婦役「ちょっとずつお腹が大きくなっていて」
本作で初めて妊婦役に挑戦した南。撮影中は「実は、ちょっとずつお腹が大きくなっていて。どんどん重みと厚みが増していった」と明かし、「撮影で使用する妊婦の疑似ベルトを撮影の間、家に持って帰って、なるべく付けるようにしていました」と役作りの裏話を披露。一方、金の密輸に加担する麻由については、「共感はあまりできないというか……。私は割と、度胸のない人間で、アメも氷も噛まないタイプの人間なので(笑)。行動で共感することは、あまりなかったですね」と率直に語った。
印象的なシーン「シンガポールでの3人のシーンが好き」
印象的なシーンについて、南は「シンガポールでの3人のシーンが好き」と答え、「タクシーの中から、和歌子さんが景色を見るところだったり、3人で橋を渡るところとか。誰かのためにずっと生きてきた人が、自分の人生があることに気づいた瞬間みたいな。これから何がはじまるんだろう?みたいなワクワク感がある」とにっこり。最後に、「3人が身を置いている環境は、明るいものではないけど。思わず笑ってしまうシーンもあり、疾走感のある作品になっているんじゃないかと思います。ぜひ、3人の行く末をクスッと笑っていただけたらうれしいです」とアピールした。



