現在放送中のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『GTO』(毎週月曜22:00~)で、芦田綾乃役を演じている堀口真帆さん。約3カ月にわたるオーディションでは「まずは覚えてもらおう」と1次審査からアンパンマンの声真似を披露し続け、見事に出演を勝ち取りました。普段学校では「あまり目立たないようにしている」という高校3年生ですが、俳優としては“本番の強さ”が武器だと話します。
「25歳までに『日本アカデミー賞』」を目標に掲げる堀口さんに、『GTO』で得た刺激や反町隆史さんから贈られた言葉、尊敬する先輩・今田美桜さんから学んだこと、そして俳優として思い描く未来について聞きました。
オーディションを勝ち抜き、名作学園ドラマシリーズに出演
――現在放送中の『GTO』への出演が決まった時の心境をお聞かせください。
もうびっくりで! サプライズで発表していただいたので、驚きとうれしさが、その瞬間同時にこみ上げてきました。
――同年代の俳優たちとのオーディションを勝ち抜いて、見事に出演をつかみ取りました。
オーディションは約3カ月にわたって行われていて、審査も3次、4次と多かったので、毎回緊張しながら受けていました。『GTO』は学園ドラマの代表のような作品なので、決まった時は「そんな素敵な作品に自分が出られるんだ」という喜びと同時に、身の引き締まる思いもありました。というのも、両親もそうですし、事務所のマネージャさんなど大人の方が「私も見ていた!」と1998年のドラマについて話しているのを聞いて、改めて「とても愛されている作品なんだ」と実感したからです。
――オーディション時に意識していたことや決めていたことはありましたか?
オーディションなので、もちろん受かりたいという気持ちもあったんですが、まずは監督や脚本家さん、スタッフの皆さんに覚えてもらおうと思って、1次審査からずっとアンパンマンの声真似をしていました(笑)。
――先日開催された同作の学園祭イベントでも披露されていましたね(笑)。
はい(笑)。私はこれで決まったんじゃないかなと思うぐらい、自信のある声真似です!
現在高校3年生 学校生活での素顔は……
――改めて、今作で堀口さんが演じている芦田綾乃という役柄について、台本を読んでどんな印象を持ちましたか?
誰とも群れないし、クラスの中でも大人びた凛とした芯のある人という印象でした。常に正論を放って鬼塚先生に対抗するので、私とは真逆な役柄だなと感じました。ただ、芯がある、意思が強いところは似ているのかなと思います。
――堀口さんご自身も現在高校生ですが、学校生活ではどういうタイプだと言われることが多いですか?
学校では割と静かで、あまり騒いだりしないタイプです。ただ、仲がいい友達にはふざけた面も見せるので、「明るい」「面白い」と言ってもらうことが多いです。あまり目立たないようにしているので、どちらかというと静かにニコニコしています(笑)。なので、自分の意見とかは教室ではあまり出さないタイプです。
――今作は、本当の学校のように同世代の共演者が多かったと思いますが、同世代との共演はいかがでしたか?
私は同年代の方とお芝居することが初めてだったので、「バチバチしたりするのかな」と不安もあったんですが、みんな本当に優しかったです。お互いを高め合いながら撮影をしていたので、楽しい思い出ばかりで、本当に青春を味わわせてもらえました。撮影の合間は、一緒に人狼ゲームやおしゃべりをしていました! みんな切り替えがうまくて、本番中はお芝居であんなに怒っていたのに、カットがかかった瞬間に笑顔で話しかけてくれるんです。
――同世代の方との共演で、刺激を受けたことはありましたか?
お芝居へのアプローチの仕方やお芝居のやり方に、それぞれ個性が出ていて、それを間近で見て感じることができたのは刺激になりました。みんなのお芝居を間近で見て、「私も成長できるように頑張ろう」と思えましたし、同世代の役者さんがいるからこそ学べることも多かったので、貴重な時間でした。
俳優としての個性は「本番への強さ」
――同世代の俳優の個性を見て、自分自身の個性は見えてきましたか?
私はどちらかというと短期集中型だと思うんです。『GTO』の現場も、ワンシーンを一発勝負で撮影することが多かったので、私はとてもやりやすかったです。本番に強いと言っていただけます。「絶対に決めないといけないところで、しっかり決められるのは、個性であり、強みだ」と言っていただけたので、これからも大切にしていきたいなと思います。この活動をしていくなかで少しずつ強くなっていったんだと思います。瞬発力も大切にしながら、長期的にコツコツと努力する、長期集中型な部分も伸ばしたいです。
目標は「25歳までに日本アカデミー賞」
――反町隆史さんと共演しましたが、反町さんからの言葉で今後大事にしていきたい印象的だったものがあれば教えてください。
「気持ちだけは熱く、頭は冷静に」という言葉をかけていただきました。撮影現場でもこの言葉の意味を実感することが多くありました。これからも一つひとつのお仕事を全力でやらせていただきますが、常に頭の中では冷静さを保っておきたい。今後も大切にしたい言葉だと思います。
――素敵な言葉ですね。反町さん以外にたくさんの先輩俳優のみなさんとも共演されましたが、特に印象的だった方はいますか?
副担任の柏原先生を演じた生見愛瑠さんです。柏原先生は毎回本当にセリフが長いんですが、噛んだところをほとんど見たことがありません! 常に100%の状態で現場にいらっしゃるので、自分もこうなりたいと思いました。
――今年の夏は『GTO』だけでなく、劇場版『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』の公開もあり、大活躍でした。今後、俳優としてどのようになりたいと思っていますか?
20代になった時に、「日本アカデミー賞」をもらえるような実力のある女優さんになりたい。具体的には、25歳までに「日本アカデミー賞」をいただくことが目標です。着実に1年ごとにステップアップしていって、自分のやることをきちんとやる。コツコツと努力を重ねて実力をつけて、世間に認めていただけるくらいお芝居の力をつけたいと思います。
先輩・今田美桜からの言葉
――明確な目標を持っているんですね。同じ事務所にはその目標のお手本とも言える今田美桜さんがいらっしゃいます。堀口さんも尊敬する俳優さんにお名前を挙げていますよね。
今田さんを俳優として尊敬しているのは、もちろんなのですが、礼儀や思いやり、気遣いもすごくて人としても尊敬しているんです。お話しさせていただくと、とにかく優しさにあふれた方だと感じています。フレンドリーにお話ししてくださるので、いつもたくさん質問をさせてもらうんですが、その質問にも全て答えてくださるんです。とても明るい方なので、一緒にいると楽しくて天使のような先輩です。
――天使というのはピッタリな表現ですね。今田さんからの言葉で印象的だったものはありますか?
「感謝の気持ちは忘れないように」と言っていただけたことはすごく覚えています。今、こうやってお仕事を続けていられるのは、応援してくださる方や事務所の方、一緒にお仕事をしてくださるスタッフさんなど、いろんな方のおかげなので、「その感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張ってね」と言っていただけたことを一番覚えています。
――現在、俳優として活躍している堀口さんですが、同世代の高校3年生というと、将来について考える岐路だと思います。堀口さんが新しい道に進むときに意識していることはありますか?
1つに絞ろうとしないことは意識しています。もちろん、自分の好きなことを頑張ることは素敵なことだと思うんですが、視野を広げていろんな知識・情報を蓄えておけば、選択肢が広がると思います。新しいことに挑戦するときは、その挑戦以外のことも知っておくと、心に余裕が出ると思いますし、視野が広がると思うので。いろんな知識を取り入れることが大切だと思いますし、私自身もこれからもその気持ちを大事に取り組んでいきたいと思います。
堀口真帆さんは2008年10月10日生まれ、東京都出身。2025年に「ミスセブンティーン2025」に選出され、同年10月より『Seventeen』専属モデルとして活動しています。近年の主な出演作は、テレビ朝日系『仮面ライダーゼッツ』、カンテレ・フジテレビ系『GTO』(26)など。『GTO』では芦田綾乃役を演じ、モデル・俳優として幅広く活動しています。



