『これ描いて死ね』第2話:少女が漫画同好会を作ろうとするも…
『これ描いて死ね』第2話:少女の漫画同好会挑戦

『これ描いて死ね』第2話では、安海相ヤスミが学校で漫画同好会を設立しようと奮闘する姿が描かれる。彼女は伊豆王島の高校1年生で、漫画を読むことが何より好き。しかし、教師からは「漫画なんてなんにもならない」と否定され、同級生からも理解を得られずに苦戦する。

漫画同好会設立への壁

ヤスミは以前、とある出来事をきっかけに漫画を“つくる”ことに目覚めた。だが、学校で同好会を作ろうとすると、顧問の先生が「『これ描いて死ね』などと漫画に命を懸けてはいけない」と説教。さらに、同級生たちも「漫画部なんて変」と冷ややかな態度を取る。

それでもヤスミは諦めない。彼女は自分の好きな漫画の魅力を伝えようと、校内にポスターを貼り、仲間を募る。しかし、集まったのはたったの2人。しかも、その2人は漫画に興味があるわけではなく、ただ暇つぶしに来ただけだった。

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漫画家・とよ田みのるの実体験が反映

作者のとよ田みのるは、1971年に伊豆大島で生まれた漫画家。自身も島育ちで、漫画を描くことに情熱を注いできた。本作は、そんな彼の半自伝的な要素が強く、漫画を創作する喜びと苦しみをリアルに描いている。

とよ田は2002年に『ラブロマ』でデビューし、その後『タケヲちゃん物怪録』『金剛寺さんは面倒臭い』などを連載。『これ描いて死ね』はマンガ大賞2023大賞、第70回小学館漫画賞を受賞した。

第2話の見どころ

ヤスミは同好会設立の難しさに直面しながらも、自分の描いた漫画を同級生に見せる。最初は馬鹿にされたが、その内容の熱意に徐々に引き込まれる者も現れる。特に、主人公が自分の経験を元に描いた「島の伝説」が、思わぬ共感を呼ぶ。

また、教師の一人が実は隠れた漫画ファンであることが示唆され、今後の展開に期待が持たれる。ヤスミは「漫画で人の心を動かせる」と確信し、さらに創作に没頭していく。

第2話は、夢を追う少女の挫折と成長、そして周囲の理解を得るまでの過程を描いた、感動的なエピソードとなっている。

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