杉本社長が言った。「あんたに聞かせる話はない」
昇が謝罪、杉本社長は拒否
昇が言った。「父の失礼をお詫びします」
杉本社長が追い討ちをかけるように言う。「こんな連中に詫びることなんてない」
店の改革と品揃えの見直し
昇は杉本社長を無視するように、阿岐本に言った。「店の改革を考えていることは、すでにお話ししました」
「ええ」
「当然、店の品揃えについても考えなおさなければならないと思いました」
「ええと……。スギモト電器さんは、メーカーの系列店なんじゃないですか?」
「ええ。いちおう、そういう形を取っています。そのほうが営業や仕入れの効率がいいので……」
「なのに、品揃えを考え直すんですか?」