小学生が「火垂るの墓」を語るワークショップ、Netflix配信開始前に開催
小学生が火垂るの墓を語るワークショップ

大手動画配信サービスのNetflixが、スタジオジブリのアニメ映画『火垂(ほた)るの墓』(1988年)を7月15日から4カ月間限定で配信している。配信開始を控えた11日には、小学生たちが映画を見て感想を話し合うワークショップが東京都内で開かれた。

ワークショップの概要と目的

このワークショップは、映画情報やレビューを発信するメディアが主催し、Netflixなどが協賛。映画を通じて自分の考えを表現する力を養うことを目的としている。この日は2回実施され、初回には小学5、6年生の約15人が参加した。

参加者は映画を鑑賞した後、班に分かれて印象的だった場面などを話し合い、最後に一人ずつ感想を発表した。児童からは「自分が生まれる前にどこへ行っても火が飛び交う世の中があったことを、この映画で知った」「今の幸せが当たり前ではないと思った」といった声が聞かれた。

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作品の背景と配信の意義

『火垂るの墓』は野坂昭如の同名小説が原作で、脚本・監督は高畑勲が務めた。舞台は太平洋戦争末期の兵庫県で、14歳の清太と4歳の節子の兄妹が空襲で家と母を失い、孤独と飢えの中で死んでいく物語だ。同作は国内では長らく配信されていなかったが、戦後80年にあたる昨年、Netflixが期間限定で配信し大きな話題を呼んだ。

今回の配信は7月15日から4カ月間限定で、Netflixの有料会員が視聴できる。ワークショップ主催者は「戦争の記憶が薄れつつある今、子どもたちが映画を通じて平和の尊さを考えるきっかけになってほしい」と話している。

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