豊洲市場の仲卸業者が直営する「鮨とラーメンうおがしや」が、クオリティの高いモーニングセットを提供している。知名度はまだ高くないものの、その実力は折り紙付きだ。ラーメンと本格江戸前寿司3貫がセットでわずか1000円という“大判振る舞い”が話題を呼んでいる。
澄んだスープが朝に染み渡る
まずスープを一口すすると、口の中に旨味がふわりと広がる。薄い黄色の澄んだスープはあっさりとしており、じわりじわりと五臓六腑へ染み渡る上品な味わいだ。食べる直前に追いがつおをすることで、さらに香りが立ち、舌の上を転がすと深いコクが渦巻く。動物系の脂っぽさはなく、優しい口あたりのため、朝の一杯にもぴったりである。
平打ち太麺のもちもち食感
麺は平打ちのゆるく縮れた太麺で、茹でる直前に手揉みを加えているとのこと。舌触りは滑らかでつるり、噛むともっちりシコシコ。すするタイプではなく、しっかりと噛み締めるタイプで、噛むほどに食感が心地よく、小麦の風味がスープと混じり合う。
具材それぞれに役割がある完成度
ラーメン鉢の中で、唯一こってりしているのがチャーシューだ。脂身もしっかり乗った豚バラ肉は、食べると口の中でとろけて、脂身の甘さがじゅわりと広がる。しっかり味のついたメンマは太めで、シャキシャキした歯ごたえが小気味よく、箸休めとしても優秀。海苔で磯の香りをプラスし、かいわれと青ねぎで瑞々しい清涼感を追加。それぞれに役割がある、完成度の高い一杯である。
本格江戸前寿司3貫が「回らない寿司」そのもの
モーニングセットに付く寿司は、本格的な江戸前寿司3貫。ネタは豊洲市場から直送される新鮮な魚介を使用しており、シャリは適度な硬さで、ネタとのバランスが絶妙だ。寿司だけでも十分に価値があるクオリティで、「回らない寿司」そのものと評判だ。
このモーニングセットは、ラーメンと寿司の両方を楽しめる贅沢な内容でありながら、価格は1000円と驚きのコストパフォーマンス。豊洲の仲卸が直営する強みを活かし、高品質な食材をリーズナブルに提供している。
営業時間は朝早くからで、市場の活気を感じながらの食事が楽しめる。まだ知名度は低いが、その実力は間違いなくトップクラス。豊洲を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてほしい。



