「明日のパン」書籍化、川西賢志郎や紅ゆずるら21人がエッセイ執筆
「明日のパン」書籍化 川西賢志郎ら21人執筆

関西の日常に根付く「明日のパン」という言葉をテーマにしたエッセイ集『明日のパン』が、2026年7月16日に全国の書店やECサイトで発売される。コンテンツメーカー・有限会社ノオトが立ち上げた出版レーベル「ノオトBOOKS」の第1弾として刊行され、関西ゆかりの21人がそれぞれの視点でエッセイを書き下ろした。

「明日のパン」とは? 関西の日常に溶け込む言葉

「明日のパン」は、主に関西エリアの日常会話で頻繁に使われる表現。夕方のスーパーマーケットでは「明日のパン、買わな!」という声が聞かれ、家族に「明日のパン、買うてきて」と頼む場面が当たり前のように存在する。SNSでは「翌朝のパンを“明日のパン”と言うのは関西だけ?」「他に何て言うの?」と、しばしば話題になる。この言葉の謎に迫るコラムも収録されている。

多彩な執筆陣が描く「明日のパン」の世界

エッセイ集には、芸人で「M-1グランプリ」ファイナリストの川西賢志郎、俳優で元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずる、小説家の大前粟生、哲学者の谷川嘉浩など、多彩な顔ぶれが名を連ねる。タイトルも「絶対、6枚切り」「母が選んでいたもの」「青春の朝ごはん」など、個性豊かだ。

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エッセイタイトルと著者一覧(掲載順)

  • 「絶対、6枚切り」鈴木潤(子どもの本専門店「メリーゴーランド京都」店主)
  • 「スクランブル」川西賢志郎(芸人)
  • 「夜のミスタードーナッツ」清繭子(エッセイスト)
  • 「ずっと食べたい」谷じゃこ(歌人)
  • 「母が選んでいたもの」虫明麻衣(編集者・エッセイスト)
  • 「家出中年」いぬじん(ブロガー)
  • 「明日の明日の明日の矛盾をあなたと」はらだ有彩(テキストレーター)
  • 「青春の朝ごはん」稲田俊輔(料理人・文筆家)
  • 「大阪の鍋の中で」紅ゆずる(俳優)
  • 「いつまでも大阪の初心者」スズキナオ(ライター)
  • 「母のおまじない、父の作文。」中前結花(エッセイスト)
  • 「可能性を減らす」大前粟生(小説家)
  • 「京都とポケモンシール」谷川嘉浩(哲学者)
  • 「明日の約束」黒田季菜子(児童文学作家)
  • 「北から西へ、ふたりの朝食はつづく」宮浦宜子(食卓ディレクター)
  • 「近畿の果てから」なか憲人(漫画家・ウェブライター)
  • 「持ち運べる命」福井晶(食のライター・編集者)
  • 「いつも、ちょっと、辛気くさい」中井治郎(社会学者)
  • 「雨蛙男のフレンチトースト」津田匡保(ファンベースカンパニーCEO)
  • 「すてきなピンジェント」藤井亮(映像作家)
  • 「明日のサンドイッチ」しまだあや(作家)

コラムで深掘り「明日のパン」の謎

本書には、前後編のコラム「明日のパンの謎」も収録。取材・執筆は宮脇淳(ノオトBOOKS)が担当し、作家・生活史研究家の阿古真里、パン研究家の池田浩明、言語学者の金水敏が協力。関西のオカンがなぜ毎日のように「明日のパン」を気にするのか、その背景に迫る。

書籍概要

『明日のパン』は、B6判変型(縦174mm×横117mm)、上製(ハードカバー)、256ページ。定価は2273円+税(税込2500円)。全国書店およびECサイトで発売予定。

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