昭和レトロの雰囲気が漂う1972年創業の純喫茶。看板メニューのオムライス(税込み1050円)は、半熟のオムレツに切れ目を入れると、ケチャップ味のライスを覆うように広がる。伊丹十三監督の映画『タンポポ』(1985年)で有名になったスタイルだ。
ふわふわのオムレツと絶妙な味わい
卵3個を絶妙な火加減で仕上げたオムレツはふわっふわ。ケチャップで炒めたライスには酸味が程よく利いている。ベーコンやタマネギ、マッシュルームといったおなじみの具材を使いながら、家庭では出せない味に仕上がっている。
ナポリタンもおすすめ
「喫茶店のナポリタン」(1050円)も人気。両親の後を継ぎ、蝶ネクタイ姿で接客する2代目マスターの松本道男さん(73)は「手をかけて、ちゃんとやる。特に変わったことはしていません」と語る。オムライスなどの調理や自家焙煎のコーヒーは、長男で3代目の晋太郎さん(38)に任せている。
長年使い込まれた食器と手作りケーキ
長年使い込まれたテーブルやいす、コーヒーカップなどの食器も味わい深い。特選コーヒー(750円)、ブレンドコーヒー(480円)のほか、ダブルショコラといった手作りケーキ(450円)は常時6種類ほど。コーヒーゼリー(500円)もぜひ。(加藤賢治)



