埼玉県川口市のJR西川口駅周辺は、中国の本場の味が楽しめる「ガチ中華」の街として知られる。米で作る、いわば中国のうどんが「米線(ミーシェン)」だ。雲南省発祥の麺だが、中国全土に広がり、さまざまにアレンジされている。
黒竜江省出身の女性店主が営む砂鍋米線
「奈奈砂鍋(ナナシャグォ)米線(ミーシェン)」は、黒竜江省出身の女性店主が砂鍋という鍋で提供する店だ。西口の駅前通りを歩きT字路を左折し数分。西川口ショッピングセンターが見えたら、その手前が令和8年3月にオープンした店舗である。
店主を含めスタッフは全員女性で、店内は清潔感があり、カウンターがあるので女性一人でも気軽に入れる。砂鍋は日本でいう土鍋で、土に砂を混ぜることで高火力に対応できるという。注文はタブレットを使い、写真があるので中国語ができなくても簡単だ。
人気No.1のハチノス入り米線を実食
厨房前の壁の上に立てかけてある札に「人気No.1」とある牛の内臓ハチノスの入った「ハチノス香辣砂鍋米線」(牛肝)=1580円=を注文した。店主の朱麗娜さん(38)は寒さが厳しい黒竜江省の省都ハルビン出身だ。
「豚骨と鶏を入れて4時間以上、弱火で煮込む」というスープはとてもうまみがある。雲南省の米線よりも太くモチモチ感があり、日本のうどんに近い食感だ。大きめのハチノスにスープの味が浸み込み味わい深い。他にもチンゲン菜などの具だくさんだ。
現在、キュウリなどが盛られた夏限定の冷やしめんもあり580円と特価だ。腸内環境を整える効果が期待できるとして、女性に人気を集めている。



