ファミリーマートのFAMIMA CAFÉカップ・備品がグッドデザイン賞を受賞
ファミマのFAMIMA CAFÉカップ・備品がグッドデザイン賞を受賞

ファミリーマートは10月16日、日本デザイン振興会(JIDP)が主催する「2026年度グッドデザイン賞」において、「FAMIMA CAFÉ」のカップおよび備品が受賞したと発表した。

新型コーヒーマシン導入に合わせデザイン刷新

FAMIMA CAFÉは2013年の立ち上げ以来、「世界基準のおいしさ」を追求してきた。さらなるおいしさを提供するため、2026年6月に新型コーヒーマシンを全店へ導入したことを機に、カップや周辺備品のデザインを全面的に刷新。同社らしさを残しながら、街や日常に馴染む現代的で軽やかな表情へとアップデートするとともに、マドラーやシュガーなどの周辺備品まで一貫した世界観でデザインを統一した。

シンプルで直感的な使いやすさと、身近なコーヒー体験を細部まで気持ちよく整えた点が評価され、今回の受賞に至った。

審査委員「一貫した印象が生まれた」と評価

グッドデザイン賞の審査委員は以下のようにコメントしている。

「毎日のように街で目にするコーヒーカップを、ファミリーマートらしさを残しながら、より軽やかで現代的な表情へとアップデートしている。手に持って街を歩くことまで楽しくなるようなデザインであり、日常の風景にも自然に馴染んでいる。また、カップだけでなく、シュガーやマドラーなど周辺のアイテムにも同じ世界観を展開したことで、FAMIMA CAFÉとしての一貫した印象が生まれた。シンプルで直感的な表現は、年齢や国籍を問わずわかりやすい。身近なコーヒー体験を、細部まで気持ちよく整えたデザインとして評価した」(グッドデザイン賞 審査委員)

SCAJ2026に出展、プレミアムモカ試飲会も

10月14日~16日に開催しているアジア最大のスペシャルティコーヒーの祭典「SCAJ2026」に、大手コンビニとして初出展した2022年から数え、今回で4度目となるブース出展を行った。

会場では、希少なエチオピア最高等級モカ豆1種のみを使用した「プレミアムモカ」の試飲会を実施したほか、10月15日には、同社のコーヒーを共同開発しているバリスタの粕谷哲氏が登壇。FAMIMA CAFÉ開発のこだわりやコーヒー2050年問題などについて語った。粕谷哲氏はプレミアムモカについて、「世界一おいしいコンビニコーヒーを目指して開発しました。飲む前に、まずはその豊かな香りを楽しんでいただきたいです」と語った。

プレミアムモカ150万杯突破記念クーポン配信

希少なエチオピア最高等級モカ豆を100%使用したプレミアモカが、累計販売数150万杯を突破した。これを記念し、同社のアプリ「ファミペイ」にて、FAMIMA CAFÉのモカブレンドとプレミアムモカ(アイス・ホット全サイズ)に利用できる30円引きクーポンを4週連続で配信する(沖縄県では仕様が異なる)。

クーポンの配信・利用期間は、第1弾が10月21日~27日、第2弾が10月28日~11月3日、第3弾が11月4日~10日、第4弾が11月11日~17日。

エチオピアの学校や農園への寄付も実施

同社は、おいしいコーヒーを未来につなぐための生産地支援の一環として、2026年6月30日から9月14日に実施したエチオピア生産地支援キャンペーン(対象のモカブレンド等の購入1杯につき1円を寄付)に関して、伊藤忠商事とともに、現地の学校とコーヒー農園に寄付を実施した。

生産地の未来を担うこどもたちへの支援として、こどもたちが安心して学べる衛生的な環境を整えるため、エチオピアシダマ州イェルガレム町ウォルデ・アマヌエル学校へトイレと手洗い場一式を設置した。女子生徒は学校に女子用トイレがない、生理用品を十分に手に入れることができないといった理由で学校を休むこともあり、男子生徒より勉強が遅れてしまう課題も抱えていたことから、繰り返し洗って使用できるコンビニエンスウェア吸水ショーツ240枚を寄贈した。寄贈にあたっては、現地のNGOグッドネーバーズ・エチオピア、認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンが協力した。

また、コーヒー豆生産地支援として、イルガチェフェの生産者に対し、質の良いモカ豆の持続可能な生産と既存農地での収量拡大を後押しするため、アフリカンベッド(コーヒーチェリーの乾燥棚)計21台やチェリーバスケット1,500個、剪定ハサミ50個、ショベル50個、リヤカー10台などの農業資材を、現地の輸出業者を通じて寄贈した。

「エチオピアモカ豆 カッピングコンテスト」を初開催

同社は、コーヒー豆の品質向上と持続可能な調達を目指した「エチオピアモカ豆 カッピングコンテスト」を本社にて初開催した。同コンテストは、世界的に希少なエチオピア・イルガチェフェ産の新穀を、11の優良な生産拠点・農家からサンプルを取り寄せ、粕谷哲氏をはじめとする専門家がSCA(スペシャルティコーヒー協会)基準に基づき厳正に評価することで、FAMIMA CAFÉのおいしさと品質の高さを実証する取り組み。また、最優秀農園(1位「ゲラナ・アバヤ」)へ直接フィードバックと表彰を実施することで、生産者のモチベーションや品質向上を図るほか、産地と共生しながら持続可能な調達体制を構築する狙いがある。