二階堂有希子さん、老衰で死去
俳優・声優として活躍した二階堂有希子さん(本名・柳生加津子)が7月3日、老衰のため東京都内の施設で死去した。87歳だった。葬儀は近親者のみで営まれ、喪主は次男の宗助さんが務めた。遺族の意向により、お別れの会は開催しないが、年内は写真を飾り、記帳を受け付けるという。
「ルパン三世」初代峰不二子役で名声
二階堂さんは1960年代から俳優として活動を始め、声優としても才能を発揮。1971年に放送が始まったアニメ「ルパン三世」では、初代・峰不二子役に抜擢され、セクシーでミステリアスな女性像を演じて人気を博した。その後も数多くのテレビドラマや映画に出演し、幅広い役柄で存在感を示した。
夫・柳生博さんと「八ケ岳倶楽部」運営
夫は俳優の柳生博さん。夫妻で山梨県北杜市に「八ケ岳倶楽部」を開設し、二階堂さんは初代社長に就任。同施設はレストランやギャラリー、園芸事業などを手がけ、長年にわたり地域に親しまれた。柳生さんは「彼女は家族と共に静かな時間を過ごすことが好きだった」とコメントしている。
声優界やファンから悼む声
二階堂さんの訃報を受け、声優仲間やファンからSNSなどで追悼の声が相次いでいる。「峰不二子の声はまさに伝説」「子供の頃から憧れていた」などの投稿が多数寄せられた。後任の峰不二子役を務めた声優からも「偉大な先輩を失った」と哀悼の意が表明された。
生涯の功績と影響
二階堂さんの声優としての功績は「ルパン三世」にとどまらず、海外ドラマの吹き替えやナレーションでも活躍。その豊かな表現力と存在感は、後進の声優たちに大きな影響を与えた。遺族は「静かに見送りたい」としており、今後の偲ぶ会などの予定は未定としている。



