ヨネダ2000・愛、猫「かぼす」との出会いが芸人人生を変えた
ヨネダ2000・愛、猫「かぼす」が芸人人生を変えた

お笑いコンビ「ヨネダ2000」の愛さんは、現在2匹の猫と暮らしている。6歳のオス猫「かぼす」と、推定1歳のオス猫「ところてん」だ。その中でも、先住猫であるかぼすとの出会いは、愛さんの芸人生涯を大きく変える転機となった。

凍える野良猫から生まれたかぼす

愛さんは1996年生まれ、横浜市出身。幼い頃から実家で犬や猫と暮らし、動物が大好きだった。20歳で「芸人になりたい」と上京し、2020年、母親が実家近くで凍えている野良猫を保護した。その猫は妊娠中で、4月30日に3匹の子猫を出産。そのうちの1匹がかぼすだ。母親が名付け親となり、兄弟は「すだち」「ゆず」と柑橘系の名前がつけられた。

しかし実家では既に2匹の猫を飼っており、急に6匹に増えると母親が大変だということで、愛さんに連絡が来た。当時、愛さんは芸人としての仕事がほとんどなく、コンビニのバイトを3つ掛け持ちする生活。芸人だけで食べていけていない状況で猫を飼うことに不安を感じ、悩んだという。

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「この子がいれば頑張れる」と決意

母や相方に相談しながら、自分に育てられるか何度も考えた末、「今はバイト生活だけど、この子がいればもっと頑張れる。絶対に芸人の仕事でこの子と生活していくんだ」と決心し、かぼすを家族に迎えた。翌年の「女芸人No.1決定戦 THE W」では決勝進出、若手漫才師日本一を決める「M-1グランプリ」でも準決勝に進出。そこから仕事が増え、徐々に芸人の収入で生活できるようになった。愛さんは「かぼすのおかげでここまで来られた」と強く感じている。

かぼすは時間の不規則な愛さんの仕事を理解しているかのように、小さい頃からいたずらもせず、お留守番もしてくれた。帰宅すると玄関先までお出迎えし、胸元まで飛び乗ってくるほど愛情を示してくれるという。

M-1決勝進出と猫関連の仕事

2022年の「M-1グランプリ」では決勝まで進み、さらに多くの人に知られるようになった。仕事が増える中で、猫に関連した仕事も舞い込むように。テレビ番組の企画で初めて保護猫を自宅で預かった際、かぼすは最初こそ緊張したものの、すぐに仲良くなった。愛さんは「すごく優しい性格で、猫じゃらしの順番を譲るかぼす。親バカかもしれませんが、とても良いお兄ちゃんだなと思いました」と語る。

かぼすは幼い頃から人と関わることが多かったため、人見知りをほとんどしない。隠れることなく広い床で寝る姿を見て、「完全な家ネコだな」と思うことが多いという。猫は狭いところが好きな子が多いが、かぼすは広いところが好きで、床に爪を立てて滑稽なポーズで寝転がりながら移動する。愛さんは「いつも私を笑わせてくれて、疲れて帰ってきても元気に迎えてくれる、私の人生になくてはならない存在です」と感謝を述べている。

プロフィル

愛(あい)はお笑い芸人。1996年、横浜市出身。2020年にお笑いコンビ「ヨネダ2000」を結成。独特な世界観の漫才で、2022年、2025年に「M-1グランプリ」で決勝進出。バラエティー番組などで活躍の場を広げている。高校卒業後はドッグトレーナーの専門学校に通い、1級愛玩動物飼養管理士などの資格も持つ。

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