前衛美術家の草間彌生(やよい)さんが、97歳で亡くなった。福岡市美術館2階の屋外広場には、草間さんが初めて手がけた屋外彫刻作品「南瓜(かぼちゃ)」が展示されており、悲報が伝えられた27日も多くの人が作品を写真に収めていた。
初の屋外彫刻「南瓜」
作品は高さ2メートル、幅2・5メートル。黄色地に黒色の水玉模様が施されている。同館によると、1994年、アートプロジェクト「ミュージアム・シティ・天神」に出品されて注目を浴び、以降、草間さんの屋外立体作品は全国各地に設置されるようになったという。96年、同館に収蔵された。
美術館学芸課のコメント
同館学芸課の花田珠可子(みかこ)さんは「『南瓜』の鑑賞を目的に来場する人もいるほど親しまれている。美術の歴史に大きな足跡を刻まれただけにとても残念で、ご冥福(めいふく)を祈りたい」と悼んだ。



