お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と哲学者の國分功一郎氏の共著『帳の向こう』が9月11日、文藝春秋から発売される。
4年半にわたる対談を書籍化
本書は、2021年3月号から2025年10月号まで4年半、文芸誌「文學界」にて5回にわたって行われた対談をもとに書籍化したもの。若林がもっとも話したい相手は、哲学者の國分氏だった。
「目的と手段」の社会は終わりつつある?資本主義の魔物に、どう立ち向かえばいい?現代で「快適」を求めるには、勇気が必要?…など、2人が語り合った、現代への違和感のすべてが収められている。
國分功一郎氏の「まえがき」と若林正恭の「あとがき」
國分氏は「まえがき」で「これは、二人で行ってきた定点観測のようなものです。では私たちは何を観測していたのでしょうか。それは私たちが生きている社会であり、より詳しく言えば、この社会にある息苦しさのようなものであったと思います」と述べている。
また、若林は「あとがき」で「私がシステムに対しての距離を測り直したきっかけは、國分先生が帳(とばり)の際で、哲学やその普遍でもってヒントを与えてくれたからに他ならない」と記している。
目次と内容
目次は「まえがき――どういうわけだか分からないが人間的な精神の仕組みに抗うことになってしまい……」 國分功一郎、1 真犯人を捜して生きている、2 目的もなく遊び続けろ、3 ビッグモーター化する世界の中で、4 やっとみんな疲れてきた、5 ネオリベの帳を越えて、あとがき 若林正恭。



