先日、大阪で「第13回 阪急電鉄納涼囲碁まつり」が開催された。阪急電鉄の特別協賛のもと長く続く、夏の関西を代表する囲碁イベントである。東京からも多くのトップ棋士が参加した。
上野女流三冠、大阪のイタリアンに大絶賛
前日には、仲良しの大森らん二段とその夫の豊田裕仁三段、そして上野愛咲美女流三冠と一緒に食事に出かけた。お好み焼きなどの大阪名物ではなくイタリアンだったが、上野女流三冠が「こんなおいしいところは東京にない! 大阪すごい!」と何度も絶賛。これに対し、全員で「そんなわけない、なんでやねん」と関西風のツッコミを入れるにぎやかな会となった。
豪華な対局と解説陣で熱気の一日
本番では、東京から福岡航太郎本因坊、新理事長に就任した高尾紳路九段、上野女流三冠を迎え、会場は終始囲碁ファンの熱気に包まれた。特に印象的だったのは、メインステージで行われた結城聡九段と上野女流三冠の対局だ。超・戦闘派として知られる両者による初手・天元からの立ち上がりで、中盤からは期待通りの大激戦に。変化に変化を重ねる両者一歩も引かない攻防に、会場のボルテージは最高潮に達した。
対局中、結城九段から「間違えた……!」とボヤキが漏れて頭を抱える一幕があったが、解説の高尾九段が「それも年だから」と愛のあるツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。
飛び入り登壇やファンとの交流も
対局の解説陣は高尾九段のほか、当時タイトル戦真っ最中だった佐田篤史七段、大人気の三島響二段という豪華な顔ぶれ。さらに飛び入りで福岡本因坊も登壇し、熱戦を盛り上げた。イベントではファンとの交流も多く、10年ぶりに再会した方もいたという。素晴らしい出会いにも恵まれ、心から楽しい一日となった。



