60代の顔印象を変える「舌トレ」と「まつ育」、二重あごや寂しい目元を改善
60代の顔印象を変える「舌トレ」と「まつ育」

60代の顔印象を若々しく変えるには、美容医療やまつげエクステではなく「舌トレ」と「まつ育」が効果的だと、ヒューマンリソースコミュニケーションズ代表取締役でCIDESCO認定インターナショナルエステティシャンの春日郁代氏が提唱している。二重あごや寂しい目元を改善するこれらの方法は、特別な道具や施術を必要とせず、自宅で手軽に実践できる。

まつげエクステの落とし穴

まつげのボリュームが減ると目元が寂しげな印象になりがちで、多くの60代女性がまつげエクステに頼っている。しかし春日氏は「まつげエクステは一歩間違えたら若作りになる」と警告する。60代の肌に20代のようなピンと立ったまつげエクステは不自然で、安価な人工毛を多く付けすぎると目だけ浮いた印象になり、派手な装いの方には痛い時代遅れのおばさんに見えてしまうという。

春日氏は「付け放題はもってのほか」とし、どうしても付けるなら高級なセーブル系の極細人工毛を片目30本程度に抑えるようアドバイスする。しかし、まつげエクステはまつげに負担をかけるため、60歳からは「まつ育」に励むことを推奨している。

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「まつ育」の具体的な方法

健康な人の上まつげの本数は100本強、長さは個人差があるが5~10ミリ前後。春日氏はこの100本のまつげを大事にするよう呼びかける。毛周期によって1日5~10本程度のまつげが自然に抜けるが、それ以上抜ける場合はまつげエクステやクレンジングの摩擦などでダメージを受けている可能性が高い。

「まつ育」の方法は簡単で、まつげ美容液を塗布するだけ。ただし即効性はなく、最低でも4カ月の継続が必要だ。まつ毛の毛周期は約100日(3~4カ月)あるためだ。春日氏自身も毎日1回まつげ美容液を塗布しており、まつげが抜けにくくなり太い毛に変わったという。

春日氏は「まつげエクステは60歳が辞めどき。まつエクではなく、まつ育に変えませんか?」と提案している。

「舌トレ」で二重あごを解消

二重あごの改善には「舌トレ」が効果的。舌の正しい位置や動きを意識することで、あご周りの筋肉が鍛えられ、たるみを防ぐことができる。具体的な方法として、舌を上あごにぴったりとつけ、口を閉じた状態で舌全体を上あごに押し付ける運動や、舌を前に突き出して上下左右に動かすトレーニングなどが紹介されている。

春日氏は「舌の筋肉は顔の印象を大きく左右する。舌トレを習慣にすれば、二重あごが改善され、顔全体が引き締まる」と説明する。

60代の美容習慣の見直し

春日氏は著書『この老い、はじめてだから 60代、うまく生きる32のこと 髪のこと、肌のこと、そして美容も健康も“抱えている悩み”をぜんぶ!』(徳間書店)で、これらの方法を詳しく解説している。同書では、舌トレやまつ育のほか、スキンケアやヘアケアなど60代ならではの悩みに対する具体的な解決策を紹介している。

60代になると、これまでの美容法が通用しなくなることも多い。春日氏は「年齢に合った美容法を取り入れることが、無理なく若々しさを保つ秘訣」と語る。まつげエクステや過度な美容医療に頼るのではなく、日常的にできるケアで自然な美しさを引き出すことが重要だ。

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