『VIVANT』竜星涼、堺雅人との尋問シーンに歓喜「こういうのをやりたかった」 新庄の“正義感”も語る
『VIVANT』竜星涼、堺雅人との尋問シーンに歓喜 新庄の正義感も語る

俳優の竜星涼が、TBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜 後9:00)の第13話で、堺雅人演じる乃木憂助との激しい尋問シーンを振り返り、「こういうのをやりたかったんだよな」と喜びを語った。第14話を前に、新庄浩太郎という人物への思いや撮影の裏側を明かした。

第13話で明かされた新庄の真実

第13話では、警視庁公安部・外事第4課の諜報員でありながら、解体した国際テロ組織「テント」のモニター(協力者)でもあった新庄を、自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する乃木が追い詰め、激しい尋問を繰り広げた。しかし、明らかになったのは新庄が別班の情報を売った人物ではなかったという事実だった。

竜星は第2シーズンの新庄について、「第1シーズンでは描かれていない部分が多かったので、自分なりにいろいろな可能性を考えながら役を作っていた」と述べ、「第2シーズンの台本を読んでいく中で、『新庄はものすごく正義感の強い人物なんだ』ということを、より強く確信しました」と語った。その上で、「有能だからこそ、目の前のことだけではなく、その先まで考えてしまう。別班への憧れもありますし、テントという組織を支えることも、彼なりに『現状をより良くしたい、守りたい』という思いにつながっていた」と分析した。

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堺雅人との尋問シーン「最高の記憶」

乃木との尋問シーンについて、竜星は「うれしかったです。劇中では『最悪の記憶』という言葉が出てきますが、僕、竜星涼にとっては“最高の記憶”になるようなシーンでした」と振り返る。若い頃に日曜劇場『半沢直樹』を見て「こういう作品に出たい」「自分も役者をやっているのに、どうしてこの作品に出演していないんだろう」と思ったといい、「第1シーズンで『半沢直樹』を見て憧れていた堺さんや演出陣と同じチームに入れたこと自体もうれしかったですが、第2シーズンでは、当時思い描いていた“堺さんと芝居でやり合う”という夢が、こういう形で叶いました」と喜びを語った。

実際の撮影では、尋問のシーンは丸一日かけて長いやり取りを何度も繰り返したという。竜星は「堺さんに『『半沢直樹』を思い出した。楽しかったよ』と言っていただけて、すごくうれしかったです」と明かし、「翌日は声がガラガラになりましたが、それも含めて本当に思い出深いシーンです」と述べた。さらに、「堺さんは、どんなボールを投げても返してくださるんです。お互いにその瞬間の芝居を感じ取りながら投げて、返して、また投げる。そのやり取りにゾクゾクしました」と語った。

タイ語での芝居に苦労

タイの大富豪チョッキー・テーパーニット(OHM)とのシーンではタイ語のセリフにも挑戦。竜星は「日本語ではない言語で、“芝居として話す”のは本当に難しかったです」と振り返り、「自分のセリフを覚えていても、ネイティブの方が話すとスピードもイントネーションも違うので、『今、どこまでセリフを話したんだろう?』『もう自分の番かな?』と詰まることもあって」と明かした。

さらに、「日本語で芝居をする時は、相手のある言葉をきっかけに感情が動いて、その気持ちを受けて次のセリフが出てくるんです。でも、タイ語は日本語と語順が違うので、日本語の感覚で捉えている感情の流れと、実際に口にするタイ語の言葉の順番がうまく重ならない」と難しさを吐露。最終的には「日本語訳を軸に考えよう」と決め、「視聴者の方もセリフを日本語字幕で読むと思うので、日本語のセリフとしてどう感情が動くのかを大切に、実際に口にする言葉だけをタイ語にする」という方法で芝居を組み立てたという。

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OHMについては、「すごく自由で、イマジネーションが豊かな方です。その瞬間に求められているものを感じ取って、瞬時に正解を出していくセンスがあるんです」と称賛した。

第14話へ「集大成ともいえる回」

第14話を前に、竜星は「明らかになった裏切り者の正体を受けて、第2シーズンの物語はここからさらに大きく動いていきます」と予告し、「第14話は、僕が演じる新庄にとっても『VIVANT』にとっても集大成ともいえる回になっています。ここまで新庄が何を考え、どんな思いで行動してきたのか。その先に何が待っているのかも含めて、ぜひリアルタイムでテレビの前で見届けてください」とメッセージを送った。