カンテレは16日、2022年に放送された同局・フジテレビ系ドラマ『エルピス−希望、あるいは災い−』(長澤まさみ主演)を原作とした韓国版ウェブトゥーンおよび電子コミック『エルピス 真実、あるいは沈黙』を、韓国のコンテンツ制作会社「neostory」と共同制作し、日本と韓国で同時展開すると発表した。
日韓共同プロジェクトとして再構築
本作はカンテレとneostoryによる日韓共同事業として企画・開発されるプロジェクト。ドラマの世界観とテーマを継承しつつ、韓国の社会・メディア環境を反映した新たな物語として再構築される。作画は、第4回ウェブトゥーン公募展最優秀賞を受賞した韓国の人気ウェブトゥーン作家ライトハンド(本名:ジョン・ジョンス)氏が担当する。
10月5日から日韓で同時配信開始
配信は10月5日より、日本では「めちゃコミック」内の新レーベル「HACHA」、韓国では現地のコンテンツプラットフォームにて同時に開始される。
あらすじと作家プロフィール
物語は、スキャンダルによって表舞台から姿を消した元ニュースキャスターのユ・ウンジェが、バラエティー番組の若手PDカン・テジュンから14年前に発生した女子高校生連続殺人事件の再検証を持ち掛けられるところから始まる。死刑が確定した男の冤罪疑惑を追ううちに、2人はメディア、警察、司法、そして政界へとつながる巨大な権力構造にたどり着く。「真実を伝えることは希望なのか、それとも災いなのか」を問いかけながら、韓国社会を舞台に組織の論理と個人の信念が衝突する中で、真実を追い求める人々の葛藤と連帯を描く社会派ミステリー作品となっている。
作家のライトハンド氏は、韓国の大規模ウェブトゥーンコンテストで大賞を受賞した実力派で、確かなストーリー構成と立体的なキャラクター造形、読者を引き込む展開を強みとし、ウェブトゥーン版『エルピス』では独自の筆致で強烈なサスペンスを描き出す。



