脳科学者の茂木健一郎氏は、物価が上昇する現代においても、お金を有効に使う方法として、すべての支出を「投資」と捉える考え方を提唱している。同氏は、単なる消費ではなく、中長期的に人間として最大のリターンをもたらすものに投資することが重要だと強調する。
「経験」こそ最大の投資対象
茂木氏によれば、投資といっても株式や値上がりを期待するアイテムを購入することではない。むしろ、自分自身の「経験」にお金を使うことで、後にその何倍もの価値が返ってくることが期待できるという。この考え方に基づけば、旅行や学習、趣味などへの支出はすべて将来のリターンを見据えた投資となる。
茂木氏は「私は、お金を使うときにはそれはすべて『投資』であって、単なる『消費』ではないと考えている」と述べ、そのような態度で臨むことが物価上昇の中でも有効なお金の使い方につながるとしている。
脳科学者が語るお金の哲学
茂木健一郎氏は1962年生まれの脳科学者で、東京大学理学部・法学部を卒業後、同大学院で物理学を専攻し博士号を取得。理化学研究所やケンブリッジ大学を経て、現在はソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャーや東京大学大学院特任教授などを務める。著書に『脳を活かす勉強法』『最高の雑談力』など多数。
同氏はこれまでにも、成功や幸福に関する独自の視点を発信しており、今回の記事もその一環である。なお、本記事の全文はプレジデントオンラインの有料会員限定で公開されており、登録すると関連記事も含めて読むことができる。



