MISIA、高野山での奉納演奏を回顧「音楽は祈り」熊本地震に思い語る
MISIA、高野山奉納演奏回顧「音楽は祈り」

歌手のMISIAが30日、東京国立博物館平成館で開かれている弘法大師生誕1250年記念特別展『空海と真言の名宝』(9月6日まで)の取材会に出席。昨年、NHKの音楽番組で高野山・金剛峯寺根本大塔から歌唱した経験を振り返り、音楽と祈りの関係について語った。

高野山での奉納がもたらした気づき

MISIAは昨年の高野山での奉納演奏をきっかけに、本展のナビゲーターに就任。「今も昔も祈ることは変わらない。人や世界の安寧を祈る気持ちは変わらず、ずっと祈られていた場所で音楽を奉納することによって、私自身、音楽も1つの祈りなんだなと感じる」と述べ、歴史ある聖地での経験を「あの場所では命に対して分け隔てなく祈りが捧げられている。祈りが強く伝わるような思いで歌いました」と振り返った。

熊本地震への思い「祈りは行動に」

また、今月に最大震度7を観測した「令和8年熊本地震」に触れ、「今自分ができることと向き合われていると思うけれど、『どうかご無事であってほしい』『どうか何か温かい思いや助けがそばにあってほしい』と祈る意識は行動にもつながっていく。共にみんなで祈ったりすることで意識を強くして、みんなで助け合って思いやって乗り越えようねと、互いに思いを共有できる気持ちになります」と切実な思いを告白。音楽や祈りを通じた助け合いの姿勢を示した。

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展覧会の見どころ

本展は、2023年に真言宗の宗祖・弘法大師空海の生誕1250年を迎えたのを記念し、真言宗十八本山および関係寺院が所蔵する国宝15件・重要文化財60件を含む寺宝、八十八件が一堂に会する。空海ゆかりの名宝や密教美術、密教図像を通して、空海の教えが日本全国に広く浸透し、その教えを守り伝え続けた1200年の歴史を実感できる内容だ。会期中、一部展示替えが行われる。

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