松村北斗、6年越しの縁で地上波ドラマ初主演「すごく楽しみ」SixTONES原動力語る
松村北斗、6年越し縁で初主演「すごく楽しみ」

SixTONESの松村北斗が、日本テレビ系7月期土曜ドラマ『告白−25年目の秘密−』(7月11日スタート、毎週土曜 後9:00〜後9:54)で地上波ドラマ単独初主演を果たす。5日深夜放送の『ライターズ!』(日本テレビ系、深1:30)に出演し、オファーを受けた率直な感想や役へのアプローチ、グループ活動の原動力について熱く語った。

6年越しの信頼関係が実を結ぶ

本作は、純愛と狂気の狭間を描く25年にわたるラブサスペンス。主人公・雪村爽太(松村)は、幼い頃に出会った野瀬麻里子(岡崎紗絵)に25年間想いを寄せ続けてきた。その感情が純愛なのか、執着という名の狂気なのか、すべての裏には25年前に起きた事件と秘密が深く関係している。

オファーについて松村は「脚本の渡邉真子さんとは、6年前に初めて(ドラマ『一億円のさようなら』で)ご一緒しました。僕もすごく好きな脚本家さんでしたし、渡邉さんからも『私の脚本で演じてほしい』というようなやり取りがありまして、ずっと信頼関係でつながっていた方からの台本だったんです」と明かす。さらに「時々、お話を伺っていたものと(脚本の)内容がリンクしていて、これは特にやりたいって強く思ってくれていた作品だなってこともありました。そういう気合の入った作品で、いいなという思いを抱えながら脚本を読みました」と振り返った。

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初共演から年月が経ったことについては「何年も空いて、また縁が生まれたり、単純な『初めまして』だけでは生み出せないパワーが、このチームだったら生み出せるんじゃないかなと、すごく楽しみでした。何度かチャンスはありながら、なぜかなかなか実らないことが多かったので、この日のために、これまでうまくいかなかったのかなと思うようなものでした」と感慨深げに語った。

ヒロイン岡崎紗絵との7年越しの再会

初主演発表後の周囲の反響について、松村はヒロイン役の岡崎紗絵との7年ぶりの共演に触れた。「岡崎紗絵さんとは7年前に(ドラマ『パーフェクトワールド』で)共演していて。すごく人気なドラマだったので、その余波を上手に受けて、なんとなくイメージを持ってくださっている方がいらっしゃって。その方々から、時を経てまた一緒になることへの特別感みたいなこととか、時間の経過を感じたというのは、言っていただけてうれしかったですね」と喜びを語った。

役への深い理解と独自のアプローチ

25年間一人の女性を想い続ける主人公・雪村爽太について、松村は「25年も続いてしまっていると、いろんなことが日常になってることがたくさんあるだろうなと思っていました。ただ、見ているみなさんにとって、爽太が日常化してしまったことを日常のままやられても伝わらないだろうなというのはわかりつつ。爽太も25年間想い続けたことで、自分ではまったく気づかない違和感とか異変みたいなものがすごい多いんだろうなと感じました。これをちゃんと理解してあげて、ちゃんと自分の中に持ってあげたいキャラクターだなっていう風に思いました」と分析。

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役へのアプローチについては「台本を読んでると、特に最初の方は新鮮に入ってくる情報なので、驚くこととか『変わってるなー』と思うことがいっぱいあるのですが、実際の爽太はもうなんでかわかんなくなっちゃったこともたくさんあると思うんです。その上で、アプローチという意味では、すべての場に瞬間的な理由があると違うのかなっていう。すべてに透明な理由を用意しないというのは…もちろん『これはこうだから』というシーンもありますが、自分でも『なんでこれ、こうしたんだっけ?』っていうような、25年の中に埋もれてしまった動機みたいなものを、ちゃんとある意味作るのは必要なアプローチの仕方かなと思いました」と語った。

脚本は「レシピみたいなもの」 プレッシャーと向き合う

脚本家・渡邉真子が松村について「たぶん多くの脚本家が思っているかと思いますが、『こんな役をやってほしい』といろいろなアイディアをかき立てられる俳優さんです」とコメントしたことに対し、松村は「(小さい声で)プレッシャーですよね(笑)。明確に『こうであってください』という台本になってくるわけじゃないですか。なかなか難しいですよね。もちろんそれができる方々もいるし、それを凌駕する方もいると思うんですけど。僕なんかはちょっとわかんないですね」と本音を漏らす。

さらに「レシピみたいなものですよね。作っても同じ完成図にいけるというか。『ト書きとセリフという調理方法があったら、これになりますよね、やってください』『いや、ならなかったです、なんででしょう』っていう、けっこうプレッシャーではあります。結局何を望まれて、どういうビジョンだったのかって。でも明確に聞きすぎても…。書いてる側も予想で書いてる部分もあるということは、もちろんこっちもわかっていますし。そこのバランスの取り方は難しいです」と語った。

「スリワンケノービー」発言の真相

ドラマタイトルにちなんだ「告白」を求められた松村は、自身がラジオで発言した「スリワンケノービー」というフレーズについて説明。「先日31歳になりましたので。(田中樹と)仲良い2人でラジオやっていて『サンイチになったよ』なんて、いろいろ言葉遊びをする中で『スリワン』という言葉にたどり着き『(『スター・ウォーズ』シリーズに登場する)オワンケノービーの響きにすごく似ている』というだけで『スリワンケノービーになったわけですけど』と口走ったことを、なんか気に入っちゃうんですよ、ラジオ好きな人は(笑)。ラジオを聞いていない人からすると、本当につまらない(笑)。絶対にラジオ以外では言わない。ラジオは顔が出ないからいいのであって、こうやって顔を出している状態でやるもんじゃない。でも、ちゃんと聞いてくださっていて、とてもうれしいです!」と笑いながら語った。

SixTONESの原動力は「6人で何かするのが好き」

グループ活動について、デビュー6周年でアリーナツアー50公演を完走したことに触れ、「ファンへの恩返しとして何が喜ぶんだろうと考えたら、アリーナでのライブって一緒にいる感が強くなるんですよね。そういう距離感を大事にして、もっと肌感みたいなものでSixTONESを体感してもらいたいねという話の中で、マックスでどれくらいできるのかという話し合いをしていったら、それが50公演だったんです。我々は最初、66公演くらいいく気持ちでした。ある種で勢いで決めた50公演で大変ではありましたが、終わってみたら『やれちゃうな』とも感じました」と振り返る。

原動力について「結局我々、6人でなんかするの好きなんですよね。6人で何かするのが好きで、特にその中でライブがずば抜けて好きだっていう、やっぱそれに尽きるなと思います。もちろん、ファンの方にずっと一緒にいてほしいですが、受け取り手でいてくれるだけで構わないというか。もちろん支えていただいてる体感もあるんですけど、支えることを『義務』にしてもらうのは違うのかなという気持ちもあって。そう考えると、原動力はやっぱり自分たちの内側にちゃんと持ってないと危険だなというか、みなさんに支えてもらうことを原動力にしていたら、それはあまりにも他力本願だなと考えています。やっぱり6人の中にエンジンとか原動力があるのだなということを、きちんと確認できたツアーでもありました」と語った。

岡崎紗絵との関係性と自身の変化

撮影現場での岡崎紗絵との関係について、松村は「当時から『しっかりしている方』というイメージがあって。そこから7年、本当に珍しいもので、ばったり会うとかもなかったんです。本当に違う現場を出入りしていたんだなと感じました。そこから時が経っても、岡崎さんへの印象はまったく変わらなかったです。現場でも頼りになりますし、本当に嫌味なくさっぱりとしていて。いると安心しますね」と語る。

一方で、岡崎から「7年間で全く違う人になったね」と言われたことを明かし、「7年前にご一緒した時、僕は快活な役だったんです。もちろん、今よりずっと若いので、撮影現場の中で僕と岡崎さんが『弟と妹』みたいなかわいがられ方をしてもらっていたので、その空気も相まって、まったく違う人になったという表現だったのかなと思います(笑)。だから、みんなの弟みたいだったのに、かわいげなくなったなということなんじゃないかなと(笑)」と笑った。

自身の変化については「自分でも変わったなと思います。20代前半から30代前半に変わる中で、人の中での居方とか立場も変わりますし。以前会った岡崎さんの前の自分とは、ずいぶん違うなというのは、自分でも感じる部分です」と語った。

見どころは「純愛」

最後に、ドラマの見どころをフリップに書いた「純愛」という言葉で表現。「爽太はもちろんこれが純愛だと思ってるわけでもないですけど、すごくピュアな思いで25年間想い続けた人とこのドラマ上で物語が始まるわけですけど、それが果たして本当に純愛なのか。人によってはもしかしたら狂気に感じるかもしれない。そういう狭間を揺れ出す第1話で、1話の入口と出口でこんなにも情報と物語を見られるのかと思うような展開が用意されていますので、これは純愛の物語なんだなって思いながら見た方が、もしかしたらさらに楽しめるかなと思います」と視聴者にメッセージを送った。