マルコム・マクダウェル主演の犯罪スリラー『エヴィレンコ』(配給:アンプラグド)が、2026年10月9日よりシネマート新宿ほか全国順次公開されることが決定した。あわせて場面写真1点が公開となり、現在公開中の『ヘンリー』、初4K化される『アングスト/不安 4K』(1983)と本作をあわせた3作品の鑑賞キャンペーン<指定特別手配・史上最悪の連続殺人鬼 殲滅キャンペーン>の実施も発表された。
旧ソ連の連続殺人犯をモデルにした問題作
『エヴィレンコ』は、50人以上を殺害した旧ソ連時代最大の連続殺人犯アンドレイ・チカチーロをモデルにした犯罪スリラー。『時計じかけのオレンジ』(1971)で知られるマルコム・マクダウェル主演で2004年に制作されたが、日本では一切紹介されておらず、今回が日本初上陸・初公開となる。
主人公エヴィレンコ役を演じるにあたり、マクダウェルは実際のチカチーロの映像を参考にしたという。監督は、以前からマクダウェルと友人であり、本作が初監督作品となるデイビット・グリエコ。グリエコ監督は自らチカチーロの裁判を傍聴し、チカチーロの小説「Il comunista che mangiava i bambini(子どもを食べた共産主義者)」を1994年に出版。これが話題となり、ベルナルド・ベルトルッチが映画化を希望したが、病に倒れ逝去。グリエコは自らメガホンを取ることを決意した。
公開された場面写真と3作品キャンペーン
公開された場面写真は、口元から鮮血を滴らせ、鋭い眼差しをこちらに向けるエヴィレンコの姿を捉えたもの。殺害とともに被害者を食べたとされるチカチーロのイメージと重なり合うシーンで、直接的な残酷描写を控えつつも心理に迫ることで一層の恐ろしさをあぶり出している。
キャンペーンは、シネマート新宿ほか一部劇場にて3作品の鑑賞チケットを提示し、所定の用紙にスタンプを3つ集めると粗品が贈呈されるもの。実施劇場は3作品の公式Xにて、プレゼントの概要は後日発表となる。
ストーリーとスタッフ・キャスト
生徒への強姦未遂事件により学校の教師を失脚したエヴィレンコは、やがて次々と女性や子供を惨殺して食い殺す真の怪物と化していく。連続殺人の犯人を見つけられないまま4年が経過した頃、検察官のレシエフ(マートン・チョーカシュ)が捜査に加わり、エヴィレンコの心の闇に接近していく。
出演はエヴィレンコ役のマルコム・マクダウェル、レシエフ役のマートン・チョーカシュ、リヒター役のロナルド・ピックアップ。監督・脚本はデイビット・グリエコ、撮影はファビオ・ザマリオン、音楽はアンジェロ・バダラメンティが務める。



