6人組グループ・Kis-My-Ft2がデビュー15周年となる10日、横浜アリーナでライブ『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2026 fan IS ……』を開催した。2011年8月10日にデビューした彼らが、特別な日に届けたステージは、15年分の感謝を詰め込んだ内容となった。
サプライズ演出と迫力のパフォーマンス
ライブでは、2月12日の「茶封筒の日」から毎月リリースしている楽曲や定番曲を含む40曲を披露。演出やセットリストは二階堂高嗣を中心に構成された。スクリーンにはメンバーの幼少期から現在までの映像が映し出され、スペシャルナビゲーター「fanくん」が15年の物語へと導く。
巨大LEDモニターが開くと、黒を基調とした衣装に身を包んだメンバーが登場。オープニングの「SILENCE」ではブルーのレーザーの中、クールなダンスで魅了した。「FOLLOW」では音玉や炎の効果が使われ、二階堂がバク宙を披露する場面もあった。
ファンとの一体感と初の試み
公演中、ファンによるリアルタイム投票で歌唱曲を決める“インタラクティブモード”を実施。過去のライブ衣装からランダムで選ばれた衣装で、ローラースケートに乗って再登場した。「祈り」では、デビュー前の楽曲に目を潤ませるファンの姿も見られた。
「&Joy」や「MU-CHU-DE 恋してる」など、多幸感あふれる楽曲も披露。藤ヶ谷太輔を囲んでハートマークを作る演出に、会場はかわいさに包まれた。メンバー紹介曲「Who's gonna play?」ではコール&レスポンスで一体感を生んだ。
MCで明かしたデビュー当時のハプニング
MCでは、宮田俊哉が「皆さんがいなかったら僕らもステージに立つことができません」とファンへの感謝を語った。藤ヶ谷はデビューイベント当時を回顧し、「メイクさんの発注を忘れちゃったんですよ。近くのホテルのウェディング専門の方に来ていただいて。ちょっと新郎味があった」と冗談交じりに明かし、会場の笑いを誘った。
さらに、デビュー前は自分たちでメイクしていたエピソードも披露。ヘアアイロンを貸し合っていた話や、千賀健永が手袋にこだわっていた話など、当時の思い出に花が咲いた。
サプライズケーキと15周年の祝福
MCの途中、15周年にちなんだイチゴと唇の形をしたケーキが登場。宮田の「せーの」の合図でファンが「ハッピーバースデー」と声を合わせ、ケーキの火を吹き消した。その直後には「HB2U」を披露し、ファンと15周年を祝福し合った。
後半では、玉森裕太主演ドラマ『マイ・フィクション』の主題歌「My Affection」や、千賀出演ドラマのエンディングテーマ「夜の向こうへ」を歌唱。ファッションショーをイメージした演出では、玉森監修の衣装をまとったメンバーがランウェイを闊歩した。
圧巻のフィナーレと今後の決意
マッシュアップ演出では「A.D.D.I.C.T.」などでボルテージを上げ、「King King」では約1530発の炎と花火を使った大迫力のステージを展開。アンコールでは「UNISON」やデビュー曲「Everybody Go」を披露し、会場は最高潮に達した。
ラストに玉森は「僕たちにとってはまだまだ通過点なので、これからも応援よろしくお願いいたします」と感謝と決意を述べた。同ツアーは6月の北海道公演を皮切りに、全国9都市28公演で約28.1万人を動員予定だ。



