大阪の海運会社元会長、故郷の笠岡市に100万円寄付 18年連続1800万円に
大阪の海運会社元会長、故郷の笠岡市に100万円寄付 18年連続1800万円に

大阪市港区の海運会社元会長、奥野武久さん(86)が29日、岡山県笠岡市に100万円を寄付した。離島の北木島出身で、寄付は18年連続。使途を笠岡諸島の振興に指定した。

18年間で1800万円に

奥野さんは20歳代で大阪へ出て、海運会社で社長や会長を務めた。笠岡市は、ふるさと納税制度を「ふるさと笠岡 思民(しみん)寄付」とうたっており、奥野さんは2009年度から毎年、自ら市役所へ100万円を持参。今回で1800万円に達した。

市長が感謝状を贈呈

この日、市役所で寄付金を受け取った栗尾典子市長は「人口減や高齢化は進んでいるが、笠岡市出身の皆さんがずっと自慢できる市であるよう、役立てたい」とお礼を述べた。

栗尾市長から感謝状を贈られた奥野さんは今年4月、同じ北木島出身の妻が亡くなったといい、「寄付を続けているのは妻の思いでもある。島への恩返しを込め、続けたい」と古里への愛を語っていた。