法務省、『ラヴ上等』タイアップポスターの意図を説明 「犯罪肯定でない」掲出変更なし
法務省、『ラヴ上等』ポスターに「犯罪肯定でない」掲出変更なし

法務省保護局とNetflixのリアリティシリーズ『ラヴ上等』がタイアップしたポスターが、8月上旬から全国の関係機関で掲出されている。元不良の男女がにらみを利かせるインパクトの強いポスターは大きな注目を集め、ネット上でさまざまな意見が寄せられている。

「決して犯罪を肯定するものでない」と法務省

法務省保護局の担当者は取材に対し、「決して犯罪を肯定するものでない」と強調した上で、「更生保護の取り組みをより多くの人に知ってもらいたい」と起用の狙いを改めて語った。

同作は、日本初となるヤンキーの男女たちが繰り広げる純愛リアリティショー。壮絶なバックグラウンドを持ち、日本各地から集まった元不良の男女が、本能むき出しでぶつかり合いながら、恋愛や友情を通して“生き直す”姿を描く。

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タイアップ決定の背景とポスター内容

法務省保護局は、番組内容が「更生保護が掲げる『人は変われる。一緒なら。』というメッセージと通じる」として、番組内容を確認した上でタイアップを決定。9月上旬までを掲出期間と定め、約2000枚を全国の保護観察所などの関係機関に配布した。

ポスターには「更生上等!!」「立ち直りって、ラヴだ」といったメッセージに加え、刺青が全身に入った出演者らがずらりと並ぶインパクトの強い内容となっている。

批判的な声も届くが、掲出スケジュールに変更なし

ポスターはこれまでに大きな反響を呼んでおり、更生保護の取り組みの理解促進につなげている一方で、SNS上などでは批判的な声も相次ぐ。

保護局の担当者は、更生保護の取り組みの認知度がまだまだ低いという課題に対し、「作品を通して、過去と向き合い、地域社会の中で生活していく中で成長していく更生保護の取り組み、メッセージを伝えたい」とタイアップの狙いを語る。その上で「批判的な意見はもちろん届いていて、真摯に受け止めていきたいと思っているが、決して犯罪を肯定するものではない」と強調した。

さまざまな議論を呼ぶポスターだが、今のところ掲出スケジュールに予定変更はないという。担当者は「更生保護という取り組みを多くの人に考えてもらうきっかけになれば」と語った。

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