映画「ジュラシック・パーク」で古生物学者のグラント博士を演じ、世界的な人気を博した俳優サム・ニールさんが13日、オーストラリア東部シドニーで死去した。78歳だった。家族がSNSで発表した。
死因は非公表、近年はリンパ腫で療養
死因は明らかにされていないが、ニールさんは近年、リンパ腫の治療を受けており、療養中であったことが報じられている。家族は「静かに息を引き取りました」とコメントしている。
北アイルランド生まれ、NZで俳優に
1947年、北アイルランドで生まれたニールさんは、幼少期に家族とともにニュージーランド(NZ)へ移住。大学卒業後、俳優としてのキャリアをスタートさせた。1993年のスティーブン・スピルバーグ監督作品「ジュラシック・パーク」でアラン・グラント博士を演じ、一躍スターに。同作の続編2作品にも出演し、恐竜との共演で知られるようになった。
代表作は「ジュラシック・パーク」シリーズ、ほか多数
ニールさんのフィルモグラフィーは多岐にわたる。「レッド・オクトーバーを追え!」(1990年)ではソ連潜水艦の艦長役、「ピアノ・レッスン」(1993年)では主人公の夫役を務めた。その他、「ザ・ハンター」「デッド・カーム」「ザ・コミットメンツ」など、80本以上の映画・テレビ作品に出演。近年は「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022年)で再びグラント博士を演じ、新旧ファンを魅了した。
俳優業の傍らワイン農園も経営
俳優業のかたわら、ニールさんはNZ南島でワイン農園を営み、ワイン生産者としても知られていた。ワイン業界でも高い評価を得ており、趣味と実益を兼ねた活動として長年続けていた。
ニールさんの死去に際し、関係者やファンから追悼の声が相次いでいる。映画史に残る名優の死は、多くの人々に惜しまれている。



